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日本語人材、減少に歯止めか? | Nanaco Geekly News 2019.05.29。

2019/05/29

 

音声編集:王殷群@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。ウェイシン公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

日本語能力試験」に関する公開情報や中国各地の統計局による発表をもとにジェトロ大連事務所が作成した資料によりますと、2018年に中国の各都市で同試験1級(N1)を受験した人数を人口100万人当たりで比較した場合、最も受験者が多かったのは従来の調査と同様に大連であることがわかりました。受験者総数の順位では、大連は広州(9,381人)、上海(8.985人)、北京(7,198人)に続く4位(6,226人)に留まりましたが、人口100万人当たりでは889人と、広州(2位:629人)や南京(3位:380人)を上回ります。なお、日本語能力試験1級の受験者数は2011年の12万2,945人をピークに近年は減少を続け、2017年は8万898人にまで落ち込んでいましたが、2018年は8万3,543人と微増に転じています。

 

表:日本語能力試験1級、100万人に占める受験者数(2018年)

 

深セン宝安区は5月20日同市の地下鉄11号線で世界初となる5G地上無線通信技術が導入されたと明らかにしました。このほど導入された地上無線通信技術は、列車が高速で走行中に車載データを駅、車両、停車スペース等の場所に向けて速やかに伝送を行うもので、地下鉄の運営会社は乗客の様子、列車の設備や運行の状態、トンネル、パンタグラフ等の状況がモニタリングできます。ちなみに技術を提供したのは深センに本部を置くファーウェイで、転送可能なデータは150秒間に150GBとしています。深セン地下鉄11号線は18の駅が設けられ、最高時速120キロで運営されています。

ネパール中央銀行(NRB)は5月20日、ネパール国内でウィーチャットペイ微信支付)とアリペイ(支付宝)の使用を禁止すると発表しました。同国を訪れる旅行者が中国国内で使用されるQRコードで支払いした場合、決済が中国側で行われることから、ネパール側では資金の流れを把握することができないためです。一方、ネパール当局の措置に対し、アリペイとウィーチャットペイ側は、現地の法規に遵守した業務を遂行していると説明しています。

 

ファーウェイがJEDEC半導体技術協会ーの加入企業リストから除名されたことが明らかになりました。米商務省によりますと、同協会は米商務省によるエンティティー・リスト(EL)にしたがい、米国政府がファーウェイへの制裁措置を解くまでファーウェイおよびその関連会社に対して、同協会に関わるすべての活動への参加を停止するとしています。一方、同社のスマートフォンmicroSDカードが使用できなくなる可能性があります。ファーウェイはMate 20シリーズなどで独自規格のメモリカード「NMカード」を採用しているものの、普及率がまだ低いことや、販売価格が割高であることから今後主流になっていくかどうかは未知数です。

フェニックステレビのサイト等の報道によりますと、ファーウェイが独自OSの開発を進めています。PC、タブレット、テレビ、車載、ウェアラブルを統合し、アンドロイドOSやWEB上で稼働する全てのアプリと互換性を持つことが見込まれています。リリース時期は定かにされていませんが、今秋から来年春と予想されています。一方、同社がGoogle Playに替わるアプリストアとして、「Aptoide」と提携を進めていることがポルトガルのメディアによって報じられています。「Aptoide」は世界で2億のアクティブユーザーを有するアプリストアです。

 

スターバックスはこのほど北京と上海で新サービスをスタートさせました。「琲快(ひかい)・スターバックス・ナウ」と名付けられたサービスでは、店舗会員として登録した消費者が同社アプリで事前にオーダーしておけば、来店後にカウンターで長い時間待たされることなく商品がピックアップできることをコンセプトとしています。同社の計画では、このサービスを月末までに北京、上海の商圏にある300店舗で実施し、徐々に全国へとカバー範囲を広げていくとしています。

 

大手デリバリーサービスの「美団点評」(メイトゥアン・ディエンピン)による配車サービス、「美団打車(メイトゥアン・ダーチャー)」のサービスが5月19日から新たに15都市でスタートしました。新たに追加された都市では、運転手への助成金を用意するなど“自前”で車両を確保する方式がとられていません。神州専車、首汽約車、曹操出行等のオンライン配車サービスとインターフェイスを設け、一度の配車オーダーで複数のプラットフォームへのアクセスできるようにしているのが特徴です。

                    ※誤植のお詫び

    5月24日配信のHeynanaco記事中に誤植がありました。 以下、訂正のうえお詫び申し上げます。

    (誤)京・津・翼

    (正)京・津・冀

GUIDE | 天津を訪れるなら外せない名所特選(後編)

 

常住人口は約1560万(2018年末)を有し、四大直轄市の一角を担う天津。「京・津・翼」(北京市天津市・河北省)の協同発展が著しいなか、みなぎるパワーで訪れる人を惹きつます。前号に続いて“イチオシ”スポットを紹介しましょう。

■民国物語博物館(張家窩社会山)

 

天津が誇る、知る人ぞ知る“美しすぎる”博物館――といえば「民国物語博物館」です。まるで自身がタイムトラベラーとなって時空を越えてきたような感覚になることでしょう。

 

ADD:天津市西青区张家窝镇知景道198号

■楊柳青古鎮風情街

 

楊柳青(ヤンリュウチンチェン)は明清王朝の時代を彷彿させる古風な街並み。その一角にある楊柳青石家大院(楊柳青博物館)は春節の際にもなじみ深い「年画」のメッカです。

 

ADD:天津市西青区杨柳青估衣街47号附近

■老城味道主題餐庁

 

ピリッと刺激的な味覚に思わず虜となってしまう「花椒炒鶏(鶏肉の花椒風味炒め)」をはじめ、おすすめしたい料理がたくさん。老舗ならではの独特の風格を感じさせる内装も魅力です。

 

ADD:天津市南开区咸阳路47号

■北辰郊野公園

 

天津市近郊にある公園の代表格である北辰郊野公園は“天然の酸素バー”です。「大自然、ワイルド志向、生態、親水性」をコンセプトとしたレジャーランドといって良いでしょう。

 

ADD:天津市北辰区津武线

■南湖風景区

 

草木が風になびき、陽の光を受けた湖面がきらきらと輝きを放つ光景は圧巻。展示、レジャー・ビジネス、ファミリー向けエンタメ・スポーツ、湿地生態体験区という複合的な機能を備えています。

 

ADD:天津市武清区下朱庄街环湖路附近

■有家・焼き肉(双街店)

 

燃えるボルケーノステーキで人気沸騰。迫力ある調理の様子が直に見られます。アラカルトのメニューを眺めれば百聞一見にしかず。食欲をそそるアイテムが何でもありという感じです。

 

ADD:天津市北辰区双街镇庄园南道36号

■濱海文化センター図書館

 

「天国とは図書館のようなもの」と語ったのはアルゼンチン出身の作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘス。「美しすぎる図書館」と称賛の声がやまないのもさもありなんでしょう。

 

ADD:天津市滨海新区旭升路347号

■空母テーマ公園

 

天津濱海空母テーマ公園は、濱海新区にある漢沽八卦灘に位置し、空母の見学、武器の展示がされているほか、カンファレンスや研修、レジャー、撮影ロケ地として活用されています。

ADD:天津市滨海新区汉沽蛏头沽八卦

■北塘海鮮街

 

海鮮の聖地と言われるだけあって、こんな趣があるスポットも! 使い古した600余りのコンテナをつなぎ合わせたレストランで、25のレストランが営業しています。

 

ADD:天津市滨海新区东海路

Nanacoの電子雑誌ライブラリー「フリマガ」では、天津を代表する日本語フリーペーパー「JINマガジン」のバックナンバーやJETROが発行する「天津スタイル」を配架しています。

 

「フリマガ」ライブラリーと「天津JIN」の表紙

 

「フリマガ」に配架中の媒体(2019年5月24日現在)

 

日本貿易振興機構ジェトロ)「スタイル」シリーズ/JIN マガジン(天津)/こみゅにけーしょん青島(青島)/TOKOTOKO(北京)/Whenever大連(大連)/コンシェルジュ大連(大連)/コンシェルジュ上海(上海)/Marco日商務文化情報交流視点(上海)/杭州Navi(杭州)/LOOK大連(大連)/無錫新呉区へGO!(無錫)※順不同

ディーディーのシェアバイク、独自ブランドで北京に初投入 | Nanaco Geekly News 2019.05.22。

2019/05/22

 

音声編集:王殷群@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

ハイヤー配車アプリで業界トップのディーディーは5月15日、北京のちゅうかんそんソフトウェアパークの域内でシェアバイクの独自ブランドである「チンジー単車」を3,000台投入しました。同社が17年に運営を受け継いだ「ブルー・ゴーゴー」ブランドの自転車1万台が老朽化し、これに取り替えるかたちで園区の管理委員会から許可を取り付けていました。なお、ディーディーは昨年3月に深センで2万台近くの自転車をチンジー(青桔)ブランドで投下したものの、道路規制等の事情により当局との折り合いがつかなかった経緯があります。

 

「天下に探せない店舗はない」――そんなキャッチフレーズのもと、中国のモバイル地図「高徳(ガオドォ)」は5月17日、「小規模店舗発揚計画」キャンペーンの開始を発表しました。これは経営規模が小さな商店でも営業時間や電話番号などの詳細がマップ上で表示できるようにするもので、中国全土を対象にしています。オフィシャルサイトでは登録申請用に専門ページが設けられており、公開されている情報によると、関連資料を提出し、審査が通過すれば登録が完了します。一方、利用料も課されないとしています。

 

ミージャー(米家)が間もなく電子書籍リーダーをリリースする見込みです。5月20日現在、正式なプロモーションが行われておらず、発売される製品が「シャオミ」(米家)あるいは「ミージャー」(米家)といったサードパーティーブランドのいずれになるかは明らかにされていません。なお、製品スペックについては外観が8インチ台で、市場に出回る一般的なデバイスと比較して大きな特色は見られないかも知れないとの憶測もされています。果たしてアマゾンのキンドルが席巻する市場に風穴を空けることができるか、発売後の反響が注目されています。

 

ロレアル中国とアリババグループは、このほどモバイルデバイスのAIを用いたニキビ肌分析アプリを発表しました。パリで5月16日から18日にかけて行われた欧州最大級のスタートアップとテクノロジーイベント「ビバ・テクノロジー」で明らかにされたもので、世界では初の試みです。アプリはニキビ肌の分析アプリ「エファクラ・スポットスキャン」という名称で、消費者はTモールあるいはタオバオ等でユーザー登録し、自撮りした写真を3点アップロードすると検査結果のレポートを得ることができるとしています。

 

中国のコーヒーチェーン大手、ラッキンコーヒーが現地時間の5月17日、ニューヨークのナスダックに上場しました。新規株式公開で公開価格を仮条件の上限である17ドルに決定し、米国預託株式3,300万株を売却しました。売却額は当初計画の3000万株を上回り、5億6100万ドルを調達した一方、企業価値は約42億ドルに達したと報じられています。なお、グループCEOのチェン・ジー・ヤー氏は同日、「(今回の上場は)中国におけるコーヒー消費の権利平等化に向けた幕開け」とする「ラッキンコーヒー宣言」を発表し、今後の事業拡大にも意欲を示しています。ラッキンコーヒーは4月末現在、2,370店舗を展開し、昨今では1日10店舗のスピードで増加しており、年末には4,500店を超えると想定されています。

 

 

テンセント等が投資するドイツのベンチャー企業がこのほど5人乗りの電動小型飛行機の初飛行に成功しました。空港でチェックイン手続きをする必要がない「空飛ぶタクシー」がコンセプトで、開発にあたった「リリウム・アビエーション」のCEOであるウィーガンド氏によれば、「大量生産のモデルとなる飛行機を2年以内に設計・開発し、飛行させることが可能」と述べています。同社は17年には2人乗り電動飛行機のテスト飛行に成功していました。

 

米調査会社のセンサー・タワーの最新レポートによると、アップルストアからダウンロードされたアプリのランキングで、「ティック・トック」は5期連続でトップ、ダウンロード数は3,300万を超えています。ティック・トックのほか上位を占めたのは、ユーチューブ、インスタグラム、ファッツアップ、メッセンジャーでした。なお、第1四半期におけるアンドロイド市場を見ると、一位はファッツアップで、「ティック・トック」はメッセンジャーに次ぐ3位でした。また、インド市場での「ティック・トック」人気は根強く、第1四半期で同アプリを初めてインストールしたユーザーは8,860万人に達したとされています。

GUIDE | 天津を訪れるなら外せない名所特選(前編)。

 

首都北京と指呼の間にありながら、全く異なる個性を備えた中国北部の大都市——西欧風の建造物が集積するなど租界時代のレトロな雰囲気が漂う一方、中華文明の伝統やモダンでアーバンな魅力も併せ持つのが天津の魅力です。代表的な“チェックイン”ポイントを見ていきましょう。

 

天津アイ(天津之眼)

 

天津アイ(天津之眼)は永楽橋の上に建てられ、世界初の「河をまたぐ観覧車」です。天津を代表するランドマークの一つです。

 

ADD:天津市河北区三岔河口永乐桥上

天津古文化街

 

「天津十景」の一つに数えられています。中国、そして天津の個性へのこだわりが感じられる一方、文化的でレトロな雰囲気が漂う一角です。文房具の調達にも重宝します。

 

ADD:天津市南开区通北路与东马路交叉口

天津鼓楼

 

天津の旧称には「津門」「津沽」のほかに「天津衛」があります。「天子の渡し場」という意味で、「鼓楼」「炮台」「鈴鐺閣」の三大宝物は天津観光には外せないスポット。

 

ADD:天津市南开区鼓楼北街1号

五大道

 

天津には成都道、重慶道、常徳道、大理道、睦南道と名付けられた5つの街道が走っています。このエリアにある洋風建築群はほぼ完全に近い形で保存されており、「世界建築博覧会」と呼ばれるのもうなづけます。

 

ADD:天津和平区19号

天津世紀時計(Century clock)

 

「世紀時計」は21世紀を迎える際に天津駅前広場に建造された大型の彫刻物で、特徴のあるデザインです。

 

ADD:天津市河北区海河东路

■イタリア風情区

 

天津イタリア風情区は河北区にあります。原形をとどめたイタリア建築が200棟以上あり、イタリア建築群としては本国を除くと最大スケールを誇るといわれます。

 

ADD:天津市河北区天津河北区自由道25号

陸家嘴中心

 

L+MALL天津陸家嘴中心は、「生活美学」をコンセプトとしてさまざまな情報を発信するアートと文化のメッカです。

ADD:天津市红桥区大丰路25-29号

南開大悦城

 

近隣の古文化街、食品街、鼓楼商業街とともに天津を代表する観光スポットとなっており、毎年600万近くの旅行者が訪れています。

ADD:天津市南开区南门外大街2号

濱江道商業エリア

 

濱江道商業街は天津市で最もにぎやかな商業エリアの一つです。天津を訪れる女性旅行客がこの場所をスルーすることはまずありません。

ADD:天津市和平区和平路与滨江道交会处

海信広場風情区

 

ロケーションは小白楼CBD。3,000㎡余ある室内共同スペースがあり、“天津一のアトリウム”の名を欲しいものにしています。

 

ADD:天津市和平区解放北路188号

■天津文化中心

 

展示会、交流イベント、レジャー、ショッピング等が頻繁に行われるエリアにあり、全国的にもスケールが大きな文化施設として知られています。

 

ADD:天津市河西区平江道

■天津大学

 

天津大学はかつて北洋大学と呼ばれた学府で、開学は1895年10月2日です。中国が初めて開設したモダンな大学と言われています。

 

ADD:天津市南开区卫津路92号

■南開大学

 

南開大学は故・周恩来元総理の母校として有名です。2017年9月には46ある一流高等教育機関の一つに数えられています。

 

ADD:天津市南开区卫津路94号

■老張牛肉面

 

もちもち感がある麺と風味あるスープが持ち前の台湾風トマト牛肉面。スープは、24時間かけてとろ火でゆっくり煮込まれており、食べごたえがあります。

ADD:天津市河西区银河国际购物中心F4

■衛鼎軒・家宴

 

個室ごとにそれぞれ異なる内装が施された優美な室内装飾が特徴で、伝統的な天津テイストの料理が楽しめます。魚のシチューは風味があり、新鮮で口当たりもまろやかです。

ADD:水上东路与霞光道交口水上公园内

Nanacoの電子雑誌ライブラリー「フリマガ」では、天津を代表する日本語フリーペーパー「JINマガジン」のバックナンバーやJETROが発行する「天津スタイル」を配架しています。

 

「フリマガ」の画面イメージ

 

「フリマガ」に配架中の媒体(2019年5月17日現在)

 

日本貿易振興機構ジェトロ)「スタイル」シリーズ/JIN マガジン(天津)/こみゅにけーしょん青島(青島)/TOKOTOKO(北京)/Whenever大連(大連)/コンシェルジュ大連(大連)/コンシェルジュ上海(上海)/Marco日商務文化情報交流視点(上海)/杭州Navi(杭州)/LOOK大連(大連)/無錫新呉区へGO!(無錫)※順不同

テンセントの人気ゲームが“主役”交代 | Nanaco Geekly News 2019.05.15

2019/05/15

 

MC: Shun Tanaka@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

騰訊(テンセント)は5月8日、人気ゲーム「プレイヤーアンノウンズ・バトルグラウンズ(PUBG、中国語名『絶地求生』)の試験配信を終了すると発表しました。PUBGは大人気のバトルロイヤルゲームで、世界的にヒットし話題を呼びましたが、ゲームライセンスを取得していなかったことが今回の背景にあるとされています。代わって、新たな多人数対戦型ゲームとして登場したのが「ゲームフォーピース(Game for Peace、中国語名『和平精英』)」です。対テロ軍事訓練の現場を舞台としたこのゲームでは暴力性が抑えられ、敵を撃破しても画面からすぐに消失するなどの配慮がされています。中国では昨今、死体や血痕を表現したゲームに対する規制が強化されていました。

【出所:techcrunchほか】

アリババが運営する海外向けの通販サイト「AliExpress(アリエクスプレス) 」が中国国外の企業でも利用が可能になりました。アリババのホールセール市場部門総裁の戴珊氏が英国の「フィナンシャル・タイムズ」に語ったもので、プラットフォームの開放を受け、すでにロシア、トルコ、イタリア、スペイン4か国の中小企業がAliExpressに出店をしていると伝えられています。AliExpressには、中国本土や香港エリアの出品者が多く、商品価格が安いことに定評があります。

【出所:站长之家ほか】

テンセントは5月5日、WeChat(微信、ウィチャット)iOS版のバージョンを7.0.4に更新しました。Andoroid版の更新に遅れること1か月、短編動画の編集機能が強化されています。WeChatの「本人」画面を下方向にスライドし、「動画撮影」のボタンを押すと、音楽作品の添付アイコンが表示されます。そこで好みの作品を検索し、それを背景音楽に設定することができます。一方、「友達」が発表した動画作品にプライベートな形でメッセージを書き込むこともできます。なお、友達が検索可能な「モーメンツ」上のツイートは「3日」と「半年」のふたつの期間しか選択ができませんでしたが、今回の更新で「1か月」が新たに加わっています。

【出所:TechWeb】

 

AIテクノロジーを活用したウェアブルデバイスの開発や販売を行うユニコーン企業、「モブボイ」(Mobvoi、中国語名「出門問問」)は5月8日、スマートウォッチの新製品「TicWatch S2」と「TicWatch E2」を正式にリリースしました。両製品は極めて軽量なのが特長で、 ユーザーが運動しているときの状態を識別する「TicMotion」と呼ばれるAIアルゴリズムを搭載しており、画面をタップしなくても、リアルにデータをデバイスに表示することができます。一方、 50メートル防水(5ATM)の耐水性能に加え、「MIL-STD-810G(MIL規格)」に準拠した耐圧、耐熱、防湿、耐塩、防塵(じん)、耐衝撃性能を有しており、 -20℃から55℃に至る酷寒の環境や、1.22メートルの高さからの落下にも耐えられるとされています。なお、製品の小売価格は999人民元で、京東(ジントン)、Tモール、有品(ヨウピン)スマート製品販売のプラットフォーム「POCKET Noir」(中国語名「黒口袋(ヘイコウダイ)」)といったECモールはもとより、傘下のリアルショップで買い求めできます。

【出所:Techweb】

 

ラクルが中国におけるR&Dセンター(CDC)を大幅に縮小します。背景の詳細について同社は明らかにしていませんが、リストラ規模は900人前後に及ぶといわれています。これは中国全土のスタッフ(約1,600人)の約6割に相当します。減員対象となる人員の半数に当たる500人は、オラクルの中国における最大研究施設である北京R&Dセンター(CDC)に所属しています。オラクルは1989年に中国市場に進出し、深セン(2002年)、北京(03年)、上海、蘇州、南京等にR&Dセンターを設立してきました。現在同社が中国国内に有する支店は14あり、スタッフは総勢で5,000人に及んでいます。

【出所:IT之家ほか】

中国のミネラルウオーターブランド大手の「農夫山泉」(ノンフー・シャンチュェン)が間もなく「スパークリング・カフェ(コーヒー入り炭酸飲料)」の新製品を発売します。容量は360mm、価格帯は5元から6元。5月半ばからの発売が予定されていますが、製品名は5月10日現在、まだ明らかにされていません。ロンドンに本部を置く国際コーヒー機関(ICO)によれば、中国におけるコーヒーの消費量は年率15%の高い成長率を誇っており、世界平均の2%を大きく上回ります。これまでスパークリングティーや紅茶などの製品販売では不振にあえいだ「農夫山泉」(ノンフー・シャンチュェン)ですが、間もなくリリースする新製品に市場がどのような反応を示すか注目されています。

【出所:金融界ほか】

 

上海の路線バスのうち、2,000余に及ぶ車両で“下水油(地溝油)”を混ぜた通称「B5」といわれるバイオディーゼル5%が使われはじめています。上海市で毎年厨房等から廃棄される油脂が3万トン以上に至るといわれるなか、本来なら捨てられる運命の資源をどう再活用するかに人びとの関心が集まっています。「B5」バイオディーゼルは、食用廃棄油(地溝油)からなるバイオディーゼル燃料を5%混合したクリンエネルギーです。今年2019年、上海ディーゼルバスとハイブリッドバスで2万2000トンの「B5」が消費されることが見込まれています。「B5」車用ディーゼルオイルを加えることで、重金属および極小粒子状物質などの汚染ガスの排出量は10%以上減らすことができると言われます。なお、今年4月末までに中国石油科学傘下にある247のガソリンスタンドでも「B5」が導入されており、末端の販売網での存在感を高めています。

【出所:新華網】