TO DRINK | ローカル色が漂う隠れ家的なバー
CAPITAL SPIRITS
首都酒坊って何?
キャピタル・スピリッツと呼ばれる辛寺胡同16番のバーは、世界初の中国白酒カクテルバーで、3年近く営業しています。ローカル色漂う地区、胡同(フートン)にあります。
オーナーは、北京に住んでいる3人の外国人です。アメリカ人のDerek Sandhaus(ホワイトリカー・システムを初めて紹介した方)に啓発されて、人々にもっとホワイトリカー(白酒)を知ってもらうために、このバーを作りました。
WHITE LIQUOR COCKTAIL
中国白酒カクテルって、どんな味?
あなたは白酒を飲んだことがありますか?おそらく、苦手な人が多いのではないでしょうか。
しかし、首都酒坊で試しに白酒を飲んでみてください。Davidさんの説明を聞きながら飲んでみると、一口に白酒と言っても、味も香りもまったく異なることがよく分かります。
それぞれ、米香型、清香型、濃香型、醤香型に分類されています。約50種類あるという白酒は、他にもいっぱいあります。
ナナコは一気に6杯も飲んだ!
さあ、あなたもナナコと
一緒に飲みましょう!
1杯目
Baijiu Sour 白酒酸
*白酒サワー*
中国桂林三花酒、コアントロー、ライムとレモンジュースも入ってます。モヒートのような口当たりで、すっきりとした飲み口です。甘味があって、強い酒が苦手の女性にもピッタリです。
2杯目
Ma-La Rita 麻辣麗特
*マーラーリート*
サンショウに漬けた酒に、コアントロー、オレンジジュース、レモンジュースを入れて飲むと、舌がツンとくる辛さに刺された感じになります。苦味と甘味が交じり、どの酒の味も強く、口の中で打ったり蹴ったり。強烈な香りと味にノックアウトされてしまいます。
3杯目
Paper Crane 千羽鶴
*瀘州老窖カクテル*
「瀘州老窖」はメインで、オレンジジュース味のアペロール、ハーブ味のアマーロ・モンテネグロ、そして少しのとライムジュースを加えます。甘味、酸味、藥草の味が、メインとしての瀘州老窖とうまく溶け合って、たまらないですね。
4杯目
Coco Maotai Cream 茅台椰奶
*ココ・マオタイ・クリーム*
文字通り、メインは茅台酒。サブはチョコレート酒、ココナッツミルクと少しの塩です。口当りはとても優しい。茅台酒はカクテルと合います。味は複雑で、甘さあり、フルーツの匂いもあり、ナッツの香りもあります。マイルドな味のカクテルが好きな人にお勧め。この様々な味をプラスする事で他のエレメントを強化できれば、きっと面白いカクテルが作れるでしょう。
5杯目
Hutong Hound 胡同狗
*フートンハウンド*
二锅頭、桂林三花、北冰洋(ローカルオレンジソーダ)、クレーム。シンプルな4つの原料をカップの中に閉じ込める。アルコール50度の二锅頭を使っているが、けっして、強烈な味ではなく、飲みやすい。
6杯目
Beijing Bull 北京公牛
*ペキンブル*
生姜を入れた牛栏山二锅头と、ジンジャーエール・ソーダには5本のレッドブルが揃っています。 これらカクテルのお値段は1杯40~60元。何百元もする値段でカクテルを提供する伝統的なバーと比べて、とってもリーズナブルです。
CAPITAL SPIRITS
フートンと白酒のパラレル人生
2時間以内で、6杯飲み終わった。色々な肌の色、髪の色の人が、この小さなお店に集まってきます。平日の火曜なのに、商売繁盛ですね。
Derek Sandhausが書いている通り、本当にホワイトリカーを愛する人が必要です。国籍を問わず。ホワイトリカーは全世界のバーで人々に愛されています。私たち(ホワイトリカーを愛する人間)は、さらに多くの人たちに、白酒の素晴らしさを伝えていきたいと思っております。
お土産に持ち帰れる、テイスティング・ボックスも販売しています。