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Title:To EAT |はしごしたい、広州のバラエティ豊かなB級グルメ

 

中国の人々の間には「蘇州に生まれ、杭州に住み、広州で食べる」という理想の一生を表した言葉があります。まさしく食在広州(食は広州にあり)ですね。その広州では路地裏に、地元の人々でにぎわう名店がいくつも存在しています。繁華街なんかで観光客向けにオープンしているレストランと違い、これこそが本当の「広州の味」といっても過言ではないでしょう。

 

高級中華料理もいいけれど、たまには見栄や体裁を脱ぎ捨てて、地元の人たちと一緒にバラエティ豊かなB級グルメを味わってみませんか?

| TAKE ME TO YOUR HOME |

 

ここの魅力はNanacoですべて伝えきれないので、あなたが実際に行って発見しこちら80年代の香港の雰囲気を再現した、屋台風の店舗です。もちろんエアコンはなく、店内の座席表なんかもありません、あるのは屋外のプラスチック製の椅子と折り畳み式テーブルのみ。

 

「餸」というのは双関語(かけことば)で、広東語のご飯が進む料理という意味です。また、出前を行うという意味も含んでいます。

 

 

うまいビールと夜食メニュー以外にも、この店のブランディング(自分たちの持ち味、お店らしさ)を意識した経営戦略や店舗デザインも非常に人を惹きつけます。

 

 | ユエンジチャンフン |

 

広州の人たちはみんな肠粉(チャンフン)が大好き。肠粉とは、コメを原料に作る広東式点心の一種で、要は米粉のクレープ、ライスペーパーみたいなもの。味覚的にただおいしいだけではなく、地元の人々にとっては生まれ育った町の馴染みの味、すなわち郷土料理のひとつでもあります。

 

こちらの店には、子供の頃から通っているという広州の人たちも珍しくありません。古今東西、老舗に外れなし。場所は、荔湾老城区の旧市街の一角にあり、赤いプラスチックの椅子が道一杯に並べられています。頭上は見事な大樹が茂っていて、その木漏れ日の下で人々は何十年もの間、源記肠粉(ユエンジチャンフン)に親しんできました。彼らの心の原風景みたいな味でなんです。

オススメは、肠粉(ユエンジチャンフン)+お粥のクラシック(朝飯/夜食)セットです!

 

 | ジャシュウタンワンテン |

本格的な広式ブレックファースト、アフタヌーンティー、夜食が楽しめます!

 

老舗佳叔(ジャシュウ)は伝統的のある手作り団子を20年以上作っています。皮は非常に薄く、中身のあんも一杯に詰まっているのが特徴。 

 

店で特に人気のある料理は「传统麻蓉汤丸」です。詰め物はスリゴマや砂糖が入っていてとても風味豊か。柔らかい外皮を形成するために水を加えるなどの工夫も施されています。1つの団子サイズは一口大です。 また、広東料理にルーツを持つ香港の有名スイーツ「糖水」も大評判です。みなさんも広州に来た際は必ずお試しください。

 

| ロンイファニュザーテン |

 

広州グルメが頻繁に通うるお粥や麺の老舗、三星(ニュサンシン)も広州を代表するB級グルメです。牛の臓物のスープで、ハツ、ホルモン、ロースなどが入っています。やや辛くて酸っぱいけれど、色はとても澄んでいて、クセがない感じ。

 

このシンプルでありながらも飽きがこない料理には、毎日のように近所から通う常連客も多く、広州の人々のソウルフードのひとつとしても愛されています。広州では、朝食にビーフヌードルを食べることもあります。1日のスタートとして元気いっぱいになれますよ!

 

| ダーグーチャンティン |

 

オーナーはネイティブの香港人でありながらも敬虔なキリスト教徒。しかもブルース・リーの忠実なファンという事実が、店舗に置かれているささやかなインテリアから想像できます。

 

 

好評なのはカレー風味のサーロインビーフ。いちばん旨味の多い部分を贅沢に使い、カレーソースも濃厚です。スペシャルメニューとして西多士(フレンチトースト)もあります。卵をつけて揚げたトーストにバターをまんべんなく塗って、さらに甘いシロップをたっぷりとかけます。トーストの間にはピーナッツバター入り。高カロリーフードなのは間違いありませんが、これがたまになぜか無性に食べたくなるんです。

 

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