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ディーディーのシェアバイク、独自ブランドで北京に初投入 | Nanaco Geekly News 2019.05.22。

2019/05/22

 

音声編集:王殷群@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

ハイヤー配車アプリで業界トップのディーディーは5月15日、北京のちゅうかんそんソフトウェアパークの域内でシェアバイクの独自ブランドである「チンジー単車」を3,000台投入しました。同社が17年に運営を受け継いだ「ブルー・ゴーゴー」ブランドの自転車1万台が老朽化し、これに取り替えるかたちで園区の管理委員会から許可を取り付けていました。なお、ディーディーは昨年3月に深センで2万台近くの自転車をチンジー(青桔)ブランドで投下したものの、道路規制等の事情により当局との折り合いがつかなかった経緯があります。

 

「天下に探せない店舗はない」――そんなキャッチフレーズのもと、中国のモバイル地図「高徳(ガオドォ)」は5月17日、「小規模店舗発揚計画」キャンペーンの開始を発表しました。これは経営規模が小さな商店でも営業時間や電話番号などの詳細がマップ上で表示できるようにするもので、中国全土を対象にしています。オフィシャルサイトでは登録申請用に専門ページが設けられており、公開されている情報によると、関連資料を提出し、審査が通過すれば登録が完了します。一方、利用料も課されないとしています。

 

ミージャー(米家)が間もなく電子書籍リーダーをリリースする見込みです。5月20日現在、正式なプロモーションが行われておらず、発売される製品が「シャオミ」(米家)あるいは「ミージャー」(米家)といったサードパーティーブランドのいずれになるかは明らかにされていません。なお、製品スペックについては外観が8インチ台で、市場に出回る一般的なデバイスと比較して大きな特色は見られないかも知れないとの憶測もされています。果たしてアマゾンのキンドルが席巻する市場に風穴を空けることができるか、発売後の反響が注目されています。

 

ロレアル中国とアリババグループは、このほどモバイルデバイスのAIを用いたニキビ肌分析アプリを発表しました。パリで5月16日から18日にかけて行われた欧州最大級のスタートアップとテクノロジーイベント「ビバ・テクノロジー」で明らかにされたもので、世界では初の試みです。アプリはニキビ肌の分析アプリ「エファクラ・スポットスキャン」という名称で、消費者はTモールあるいはタオバオ等でユーザー登録し、自撮りした写真を3点アップロードすると検査結果のレポートを得ることができるとしています。

 

中国のコーヒーチェーン大手、ラッキンコーヒーが現地時間の5月17日、ニューヨークのナスダックに上場しました。新規株式公開で公開価格を仮条件の上限である17ドルに決定し、米国預託株式3,300万株を売却しました。売却額は当初計画の3000万株を上回り、5億6100万ドルを調達した一方、企業価値は約42億ドルに達したと報じられています。なお、グループCEOのチェン・ジー・ヤー氏は同日、「(今回の上場は)中国におけるコーヒー消費の権利平等化に向けた幕開け」とする「ラッキンコーヒー宣言」を発表し、今後の事業拡大にも意欲を示しています。ラッキンコーヒーは4月末現在、2,370店舗を展開し、昨今では1日10店舗のスピードで増加しており、年末には4,500店を超えると想定されています。

 

 

テンセント等が投資するドイツのベンチャー企業がこのほど5人乗りの電動小型飛行機の初飛行に成功しました。空港でチェックイン手続きをする必要がない「空飛ぶタクシー」がコンセプトで、開発にあたった「リリウム・アビエーション」のCEOであるウィーガンド氏によれば、「大量生産のモデルとなる飛行機を2年以内に設計・開発し、飛行させることが可能」と述べています。同社は17年には2人乗り電動飛行機のテスト飛行に成功していました。

 

米調査会社のセンサー・タワーの最新レポートによると、アップルストアからダウンロードされたアプリのランキングで、「ティック・トック」は5期連続でトップ、ダウンロード数は3,300万を超えています。ティック・トックのほか上位を占めたのは、ユーチューブ、インスタグラム、ファッツアップ、メッセンジャーでした。なお、第1四半期におけるアンドロイド市場を見ると、一位はファッツアップで、「ティック・トック」はメッセンジャーに次ぐ3位でした。また、インド市場での「ティック・トック」人気は根強く、第1四半期で同アプリを初めてインストールしたユーザーは8,860万人に達したとされています。