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ラッキンコーヒーが3000店舗達成、海外進出へ | Nanaco Geekly News 2019.07.24

2019/07/24

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするチャイナ ギークリー インサイト微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

新興コーヒーチェーン「ラッキン・コーヒー(瑞幸コーヒー)」は7月22日、中東の食品製造販売企業、Americanaグループと戦略提携の枠組み構築に合意しました。双方は合資会社を設立し、中東とインドでコーヒーの小売業務を展開していく計画です。

Americanaグループは1964年にクウェートで設立。QSR(クイックサービスレストラン)のコンセプトをいち早く取り入れ、アラブ首長国連邦サウジアラビアエジプト・アラブ共和国等、13か国で1,900店舗の飲食店の運営を行う一方、食品製造基地を25拠点擁しています。

なお、ラッキン・コーヒーは5月にナスダックに上場、7月16日現在、中国国内40都市で3,000店舗を展開しています。年内に4,500店舗、2021年末までに1万店舗の開設を目標に掲げています。

【参考:未来商業進化論 2019-07-23】

 

マイクロソフト中国はこのほど、同社が配信する微信公衆号の記事で、MR、AI、翻訳技術を駆使した同社の新テクノロジーを公開しました。

パラレルワールドのもうひとりの貴方との出会い」と題した記事では、同社のプレゼンターのアバターが会場に登場し、同時通訳を披露する模様が画像とともに紹介されています。

デモでは、プレゼンターの女性が「HoloLens 2」というワイヤレスタイプのホログラフィックコンピューティングのデバイスを頭に装着。すると彼女の手の上に緑色をしたアバターが出現し、それがたちまち等身大に拡大します。SFの世界を彷彿させる情景を映し出した画像がネットで出回り、話題になっています。

【参考:微軟科技 2019-07-21】

 

米『フォーチュン』誌がこのほど発表した「2019年フォーチュン・グローバル500」によると、同番付にランク入りした中国企業は129社となり、米国の121社を上回りました。

ランキングトップは6年連続で米小売大手のウォルマートで、2位に中国石油化工、3位にロイヤル・ダッチ・シェル、4位の中国石油天然気、5位の中国国家電網と続きます。

テクノロジー分野では、11位のアップルを筆頭に、アマゾン(13位)、サムスン電子(15位)、マイクロソフト(60位)、ファーウェイ(61位)が上位100位内に入りました。そのほか京東(139位)、蘇寧(333位)、グリー・エレクトリック(414位)、シャオミ(468位)などの躍進も目立っています。

なお、中国から新規にランクインした企業は13社にのぼり、創業10年のシャオミは「500強」企業のなかで最も若い企業として注目されました。

【参考:財富中文網 2019-07-22】

 

第一財経は22日付記事で、中国の主要40都市の“資金力”番付を発表しました。番付では、2018年末時点の資金総額で、北京と上海が資金総額で他都市を大きくリードしていることがわかります。市全体の中外資金金融機関が有する国内通貨および外貨の残高を見ると、18年末で北京は15兆7092億2000万人民元、上海は12兆1112億3300万元でした。北京は前年比で1兆3376億元、上海は8654億4000万元、それぞれ上回りました。3位につけたのは7兆2550億元の深センで広州を1兆7762億元上回っています。

伸び率をみると、2012年から18年にかけて、深セン、貴陽、合肥、長沙、南京の躍進が目立っています。深センは180%、貴陽は158%、合肥は127%の伸び率でした。一方、伝統的な製造業が集積する東北や華北エリアは伸び悩んでいます。

【参考:第一財経 2019-07-22】

 

ゲーム実況動画配信サービス「闘魚(DOUYU.COM)」を展開する闘魚網絡科技(Douyu Network Technology)が米国現地時間の7月17日、 ナスダックに上場しました。上場初日の取引終了後、同社の時価総額は37億3000万ドル(約4000億円)となり、中国概念株では今年度で最大規模となっています。

ただ、ゲーム実況分野では昨年5月に上場を果たした 「虎牙信息科技(HUYA Information Technology)」の時価総額は49億9000万ドルであり、「闘魚」はその7割程度に過ぎません。売上高、ARPU(ユーザー1人当たりの平均収益)でも闘魚は虎牙の後塵を拝しており、一方、抖音(TikTok)といったショート動画アプリの存在も大きな脅威となっています。

【参考:36氪 2019-07-18】

 

微信(ウェイシン、WeChat)は7月16日、新機能として「一物一碼」をリリースしました。これは消費者が購入した商品をスマホのスキャン機能を使って任意のマイクロコード(0.5cm×0.5cm)を読み取ると、そのブランドに関連するミニプログラムを起動することができるものです。

小売ブランド企業は微信のサービスアカウントの認証を経て、「一物一碼」機能の追加申請が可能になります。申請が認可されれば、企業は機能を自主開発するか、または微信が開放するコミュニティーにライセンスを付与することで、第三者のサービスプロバイダーにアクセスし、開発の委託ができるとしています。

【TechWeb 2019-07-17】

 

テンセント・ホールディングス(騰訊)傘下のTiMiスタジオ・グループ(天美工作室)はこのほど微博のオフィシャルアカウントで、ポケモン社と提携して新ゲームの開発に当たるとコメントとしました。

テンセントは双方が合意に達した協議内容の詳細について正式な発表は行っておらず、具体的なプロジェクト内容についても言及していません。ただ、Switch (スイッチ)ゲームソフトをリリースする可能性についての憶測も飛び交っています。

【参考:新浪科技 2019-07-22】