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ジャック・マー氏が“最後の出勤”、注目度はハリウッドスターなみ | Nanaco Geekly News 2019.09.11

2019/09/11

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするチャイナ ギークリー インサイト微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

阿里集団(アリババグループ)の馬雲(ジャック・マー)氏は、自身の55歳の誕生日を迎えた10日にトップを退き、執行会長(CE)の座を張勇(ダニエル・チャン)氏に譲りました。

最後の出勤日となった9日、マー氏が杭州市濱江園区にあるアリババ本部に足を運ぶと、フラッシュの嵐が出迎えました。映画スターさながらのマー氏は創業メンバーらと交流、記念撮影にも快く応じました。

マー氏は英語教師から起業家に転じ、1999年にアリババを設立。引退日となった9月10日は“教師記念日”に当たり、グループ自体も今年で創業20周年を迎えていました。

【駆動之家:2019-09-09】

 

家電大手の海爾(ハイアール)はこのほど、休憩時間以外に昼寝をしていた4人の従業員を規律に違反したとして解雇処分にしました。この処置がネット上で物議を醸しており、「微博」ではホットなキーワードになっています。

ハイアールは解雇した従業員に厳重な就業規則違反があったことを正式に声明する一方、同社が就業日の11時30分から13時までを昼食時間に当てていると説明を行っています。

しかし、ネットでは同社の措置が人間味に乏しく厳しすぎるとの批判の声が多数を占め、さらに実際は昼休み時間が30分に過ぎないという従業員の声を紹介しています。

なお、「ハイアール・グループ従業員行為規範」では、105項目に渡って従業員の禁止事項が掲げられています。タイムカードの打刻を他人に頼むことや、交通機関での無賃乗車をタブー行為として分類し、違反者を解雇に処すとしています。

南方都市報: 2019-09-08】

 

アップルが製造委託先としている鴻海科技集団フォックスコン)の中国工場で労働法違反があったことが話題になっています。中国の労働権利団体である「中国労工観察」が報告書で指摘したもので、“世界最大のiphone工場”で派遣労働者が過剰に使用されていたとしています。

関連報道では、8月は工場の従業員の5割が派遣労働者で占められ、これらには学生インターンも含まれていたとされます。中国の労働法にもとづけば、派遣労働者の割合を最大で10%とする規定が設けられています。

【金十データ:2019-09-09】

 

何の操作もなしに支払いが終わり、自動的にゲートが開く――そんな顔認識システムが地下鉄の改札機でも導入が図られています。このほど「無感決済」のモデル駅となったのが広州地下鉄3号線およびAPM線(珠江新城新交通システム線)の広州タワー駅で、同駅では9月9日から顔認証による改札、セキュリティーチェック、駅構内誘導、到着アラート、旅客流動のコントロールといったサービスが提供されています。

サービスを受けるために乗客が事前に行うのは、広州地下鉄の乗車コード・ミニプログラム、または広州地下鉄アプリでの実名登録と、その個人情報を支払い方式と紐付けることだけです。なお、「スマート地下鉄」のモデル駅には他に21号線の天河インテリジェンスシティ駅がありますが、サービスは現時点ではまだ提供されていません。

【新快報:2019-09-10】

 

上汽通用五菱(SAIC-GM-Wuling Autmtive C., Ltd.)はこのほど新型電気自動車(EV)「宝駿E200」の2モデルをリリースしました。

「宝駿E200」の全長は2,497mmで幅は1,526mm、高さは1,616mmと「スマート(smart)」の車種より小ぶりで、最高時速は100キロに達します。一方、航続距離が前モデル(E100)から40キロ伸びて250キロになったのもセールスポイントです。家庭用の220ボルトの電源で手軽に充電ができ、1キロ6フェンと“燃費効率”も良く、8年間もしくは12万キロの走行を保証しています。

なお、正規価格はスマートモビリティー版が5万4800元、スマートエンジョイ版が6万4800元ですが、9月中に注文予約を入れた場合、それぞれ4万9800元、5万9800元と優待価格で購入できるキャンペーンも実施されています。

都市部で駐車難やコスト負担などが自動車購入のハードルとなるなか、「宝駿E200」は若い世代の外出ニーズを満たすアーバンな交通ツールとして注目が高まっています。

【電車資源 :2019-09-03】

 

今年第2回目の実施となる「大連北東アジア(日中)イノベーションセミナー」(以下、イノベーションセミナー)が9月4日、大連新世界ホテルで行われ、およそ60の企業から約100人が参加しました。当セミナーは大連市創新創業創投サービスセンターが日本貿易振興機構ジェトロ)大連事務所(以下、ジェトロ大連)とともに主催したビジネスイベントで、大連市人工智能産業協会が協力、そのほか大連新機器イノベーションパーク(日中先進装備製造イノベーションパーク)が後援機関として名を連ねました。

セミナーのテーマとなったのは「AI+医療健康」で、新世代の情報技術と医療、または高齢者健康産業との融合を図る大連、瀋陽、北京、上海の企業12社と日本企業1社が講演を行い、自社製品やサービスをアピールしました。一方、商談会も実施され、講演企業に7社を加えた20社と参加者との間で活発な商談が行われました。

なお、「大連北東アジア(日中)イノベーションセミナー」は日中間のイノベーションの創出と促進を目的として今年4月12日に第1回セミナーが実施され、好評を博していました。

【大連市創新創業創投サービスセンター微信公衆号:2019-09-06】

 

微博がこのほど新たにリリースしたソーシャルメディアプラットフォーム「緑洲(オアシス)-爽快SNS」が話題になっています。「中国若年層のための次世代ライフスタイル・ファッションソーシャルプラットフォーム」がコンセプトで、情報発信のメインとなるのは画像です。アプリ画面の趣向もインスタグラムや若い女性をターゲットにした口コミECアプリ「小紅書(RED)」と相似点が見られます。

同アプリは2日にテストバージョンがリリース。その後、ロゴのデザインが韓国のデザイン事務所の手掛けた作品に似ていたことから、いったんアプリストアから撤去され再公開されるという一幕がありました。ただし、新しいデザインも旧デザインと大差がないことから、ネットユーザーから再び突っ込みを受ける展開になっています。

【太平洋電脳網 :2019-09-07】