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北京冬季五輪・パラのマスコット、早くもWeChatスタンプが登場 | Nanaco Geekly News 2019.09.25

2019/09/25

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするチャイナ ギークリー インサイト微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

2022年北京冬季五輪パラリンピックのマスコットである「冰墩墩」(ビンドゥンドゥン)と「雪容融」(シュエロンロン)のスタンプが21日に登場し、ネットで話題になっています。

今回リリースされたのは、「冰墩墩」と「雪容融」をそれぞれ単独でデザインしたものが各5種、双方を合わせてデザインしたものが6種、合計16組のスタンプです。広州美術学院と吉林芸術学院のマスコット・デザインチームが、北京冬季オリンピック組織委員会の文化活動部イメージ景観デザインチームと共同で設計に当たりました。

なお、広州美術学院のデザインチーム関係者によれば、今後も国慶節や春節等のテーマに沿った新たなスタンプが新たなスタンプのリリースを予定しているほか、玩具や衣類等、周辺のアクセサリー商品も公開していくとしています。

【出所:南方都市報 2019-09-22】 

 

 

アップルがこのほど発表したiPhone 11シリーズの修理費用が、ハイエンドのAndroid機の購入コストに相当することがわかりました。iPhone 11 Pro Maxは2,559元(※1元=15.11円)、iPhone 11 Proは2,169元、iPhone 11は1,549元で、そのほか保証対象外の修理の場合、iPhone 11 Pro Maxは4,659元、iPhone 11 Proは4,269元、iPhone 11は3,109元となっています。

アップルは、第三機関が修理サービスに当たることを制限するなど、これまでも修理メンテナンスに厳格なスタンスをとる一方、修理費用を高額に据え置くことで高い収益を確保してきました。アップルの中国における市場シェアは15%低度に過ぎませんが、修理メンテナンス等サービスにおける売上は毎年、1億人民元以上にのぼっていると言われています。

【出所:科技之窓 2019-09-21】

 

 

英国の「バーガーキング」が、これまでキッズミールのおまけとして提供していた児童向け玩具を、9月19日からとりやめました。

7歳と9歳の姉妹が同社やマクドナルドに環境への配慮を求めて署名活動を行っていたことに応えたもので、このニュースが中国でもSNSで注目されています。ハッシュタグで括られたこの話題に寄せられたコメントは多数にのぼり、プラスチック公害の撲滅を喚起する関連動画の投稿も目立ちました。

なお、バーガーキングはプラスチック製おもちゃの回収も実施し、キッズスペースや店頭で利用する物品への再生に役立てていくとしています。統計では、英国のバーガーキングがプラスチック玩具の提供を取りやめることで、毎年少なくとも320トンのプラスチック廃棄物が減少できると言われています。

一方、マクドナルドはプラスチック玩具の提供は取りやめないとしながらも、フルーツや書籍類をプレゼントのオプションとして設けることで、顧客に選択の余地をもたせるとしています。マクドナルドが発表したデータによれば、中国で販売される児童向け玩具は年間3,500万個に及んでいます。

【出所:環球網 2019-09-20ほか】

 

 

親にくつろぎの時間を与えてくれる空間として脚光を浴びてきた「親子レストラン」が、昨今では吸引力にかげりが見えていると、第一財経週刊(Yi Magazine)サイトが報じています。報道によれば、2019年上半期から業績が思わしくなく倒産に至る業者も続出しています。

親子レストランの運営コストは高く、娯楽施設の設置にかかるコストや人件費も小さくありません。一方、利用者のターゲットとして想定されるのは3歳児が相場で、対象とする年齢レンジが狭いという特徴があります。開店したばかりのときは物珍しさで注目されるものの、時の経過とともに飽きられ疎んじられる傾向にあるという指摘もあります。

ただし、ブームが冷めたとはいえ、親子市場をターゲットとしたビジネスが下火になるとは言い難く、上海にある100あまりの親子レストランのなかでも、著名ブランドのMoneyJumpやTwinkle等がユニークな施策で顧客のつなぎとめ策を競っています。

MoneyJumpは2016年に台北で創業、その後、18年10月に上海の虹橋南豊城で店舗を開業、娯楽ゾーンと飲食ゾーンで半分ずつ施設を区画する一方、授乳室を設けるなど配慮の行き届いたサービスを提供してきました。現時点では拡大計画はないものの、美容医療を事業とする本部が運営をサポートしていることから、経営面でのプレッシャーが軽減されていると見られています。

一方のTwinkleは、娯楽ゾーンを10数のセクションに分け、ベーカリーイベント等を開くなど、親子向けキャリキュラムの整備に力を注いでいます。同ブランドは現在、瀋陽、常熟、厦門(アモイ)、寧波のほか、オーストラリアのシドニー等でフランチャイズ展開をしています。

【出所:第一財経YiMagazine 2019-09-19】

 

 

世界のコーヒー業界で2位の規模を誇るチェーンブランド、「コスタ・コーヒー」がこのほど、英国のIoT関連で事業展開をするEseyeと提携しました。今後は世界マーケットを対象に、コーヒーの自動販売機の設置拡大に取り組んでいきます。

IoTの技術を用い、コーヒー販売機をモバイルネットワークに接続させ、セルラーデータへのアクセスやバックエンドのシステムとの通信を実現したもので、稼働状況の監視(「健康モニタリング」)を実施するほか、ローカル時間とのシンクロ、ルーティングプロトコル情報の提供を行います。

中国のコーヒー市場の成長はめざましく、ロンドンに本部を置く国際コーヒー機関の統計データによると、世界平均が2%の成長であるのに対して、中国での消費は毎年15%という驚くべきスピードで伸張しています。

【出所:上游新聞 2019-09-22】

 

微信支付(WeChat Pay)はこのほど厦門航空と提携し、9月23日から「微信支付空中支払い」サービスの提供をスタートさせました。

サービスが開始したのは福州とニューヨークを結ぶ国際航路で、旅客は機内でWifiに接続ができ、微信支付を利用した商品購入が可能です。QRコード決済で支払いを済ませると、微信支付のアカウント情報は同期化され、引き落としの完了後に領収書が発行されます。

現在、「微信支付空中支払い」サービスが利用できるのは、厦門航空が所有するボーイング787-9型の6機ですが、将来的には787型すべてに適用される見込みです。

なお、“空中”でのスマホ決済は、今年7月に春秋航空が“空中オフライン支払いソリューション”というコンセプトで「微信機上支払い」サービスをリリースしています。微信支付のスコアが550以上のユーザーを対象としたもので、「後払い」消費という特徴を訴求しています。

【出所:動点科技 2019-09-23】

 

ラッキン・コーヒー(瑞幸珈琲)は9月3日、傘下のティーブランドだった「Xiaolu Tea(小鹿茶)」を独立ブランドとする発表を行っていましたが、その独自アプリが10月にもリリースする運びです。

すでにベータ版の運用が始まっており、オフィシャルの発表によれば、5シリーズ計30種の商品がアプリでオーダーできるとしています。ラッキンコーヒーのアプリとのアカウント連携ができ、新規ユーザー登録も必要ありません。

なお、ユーザーの居場所付近に小鹿茶の店舗が存在しない場合は、ラッキン・コーヒーの店舗が推薦されるように配慮されています。

【出所:界面新聞 2019-09-24 ほか)