2020年は“ゾロ目の土曜日”に注目! 「新型肺炎」の話題で“情人節”をド忘れした方へ
元宵節が過ぎ、企業活動も再開。とはいえ、寝ても覚めても“新型肺炎”の話題ばかり。そのせいか、今日がバレンタインデーをど忘れしてしまったカップルもいるのではないでしょうか。令和2年を迎え、新たな祝日(天皇誕生日)も2月に加わっていますのでカレンダーは要チェック。そして3月の“スーパーチューズデー”が過ぎたら、偶数月の”ハッピーサタデー”にも注目しておきましょう。
世界を震撼させる新型コロナウィルスの宿主はコウモリではないか――そんな説がネズミ年の幕開けと同じタイミングでまことしやかにささやかれるようになりました。コウモリは、いわば“空飛ぶ”ネズミ。ねずみ年にコウモリを媒介とした伝染病が蔓延するというのは、なんとも皮肉です。
そういえば、干支が“豚”だった昨年は、「豚コレラ」が猛威を振るいました。鳥インフルエンザが東南アジアを席巻した2005年は“酉年”でしたから、来年(丑年)は「狂牛病」(牛海綿状脳症=BSE)が問題になるのでしょうか!?
干支と伝染病を結びつけるというのはこじつけでしかありません。ですが、オカルト好きのネットユーザーたちは、新型コロナウィルスの流行はもともと“予言”されたものではないかと、あるイラストに注目しています。
それが1982年に米国で発売された「イルミナティ」(カードゲーム)の「Plague of Demons」というカードです。描かれているイラストが武漢市にある建物(山寨版“国会大厦”)にそっくりだという“トンデモ説”がネットに行き渡っているのです。なるほど、コウモリとセットになっているとなんだか不気味ですね。
ちょっとポジティブな話題に切り替えますしょう。ネズミ年はもともと、物事の始まりを意味し、可能性や変化の年とされ、「庚子(かのえね)」に当たる今年は変化が多い年になると言われています。
ひとつ覚えで米国の大統領選と夏季オリンピックがある年が“閏年”と認識している人は少なくないでしょう。さらに今年は「双閏年」の年です。2月が29日まであるだけでなく、陰暦でいうと1年が13か月、384日で計算される年なのです。
60年前の「庚子の年」(1960年)は、米大統領選でジョン・F・ケネディが勝利を飾るなど、ドラマチックな年でした。“メイクドラマ”がいくつも続く予感があり、災いが福と転じていくよう期待したいところです。
それにミステリアスな暦にも注目しておきたいところです。10月1日は中国の国慶節ですが、伝統行事である中秋節ともダブっています。結果として10月の連休は通年の7日から1日増え、8連休になるそうです。
さらに注目したいのが、“ゾロ目”の日です。中国人は偶数の数字を好む傾向にありますが、今年は“ゾロ目”の日はみな土曜日にあたっています。3月までの話題の中心が”スーパーチューズデー”なら、4月以降はさしずめ”ハッピーサタデー”がカギといったところでしょうか。
4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日……。こんな巡り合わせを商機ととらえて、もしかしたら「双11節」のようなセールスイベントを仕掛けるECモールも出てくるかも知れません。
単に“ゾロ目”の日が土曜日だからといって、それがどうしたと突っ込まれる方もいらしゃるかも知れません。とりあえず、記念日情報もチェックしてみましたので、“うんちく”の足しにしていただければ幸いです。(耕雲)
●4月4日はどんな日?
沖縄県誕生の日
1879年(明治12年)
オカマの日
あんぱんの日
1874年、木村屋総本店が銀座で販売
●6月6日はどんな日?
唐招提寺開山忌
鑑眞の763(天平宝字7)年の忌日
ロールケーキの日
ロールケーキの形に見える?
おけいこの日・いけばなの日
芸事を始めるなら6歳の6月6日が吉日?
●8月8日はどんな日?
そろばんの日
「パチパチ」と音をたてるから。
デブの日
「8」の地のふくよかなイメージ。
発酵食品の日
「はっ(8)こう」の語呂合せ。 。
●10月10日はどんな日?
東京オリンピック開会の日
1966~1999年の間は「体育の日
1911年、清国で辛亥革命
銭湯の日
「せんとお(千十=1010)の語呂合せ。
●12月12日はどんな日?
杖の日
杖を持ってイッチニ(12)?
投手と捕手のポジションは"1"と"2"