Nanaco

あなたの海外生活はお任せあれ!

【番外編】中国への入国に“一時停止”令

寝酒に手を伸ばし、まったり気分に浸ろうとしていた人にとっては、一気に酔いも吹っ飛んでしまうメガトン級の通知だったと思います。ほぼ全ての外国人が対象となる中国への入国一時停止。本来なら今回は「日本の話題・中国ネットの反応――続編」と題した記事を配信させていただく予定でしたが、急遽「番外編」に変更して御案内させていただきます。

■どこも号外ニュースの扱い

 

この知らせはあまりに突然でした。新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中に急速に広まるなか、中国外交部が28日0時から訪中査証や居留許可を所持する外国人の入国を一時停止する公告を出したのです。

 

 

発表されたのは、26日深夜。同日晩には、上海市が「3月26日18時より国外から上海に来て入境する全ての者に14日間の隔離健康観察を一律実施」すると発表し、在上海日本国総領事館が「緊急」メールで在留邦人に告知を行ったばかりでした。

 

 

国家移民管理局の発表をいち早く日本語で伝えた「Shenzhen Fan」(www.shenzhenfan.com)は、これより数時間前の中国民用航空局による発表内容として、全ての航空会社の国際線が「1つのルート/週に1便のみ運行」という制限が科されたことも紹介。中国入国の道がますます狭き門となった現状を詳らかにしています。

■完全シャットアウトではないが……

 

 

もっとも、日本人の入国が完全に閉ざされたというわけではありません。「外国人が訪中して必要な経済貿易、科学技術等の活動に従事する場合、及び、緊急の人道主義の必要がある場合には、中国の在外公館に査証を申請することができる」(在中国日本国大使館ホームページに和訳文掲載)としており、ビジネスや親族訪問といった目的でのノービザ渡航が中国側からの招待状の提示を条件に引き続き認められるだろうという見解も事情通の方から伺っています。

 

 

しかし、かりに入国できたとしても、14日間にわたる指定ホテルでの強制隔離が待っているとしたら、無理して入国した意味がありません。隔離期間を終えた後、果たして2か月間のビザ延長が自動的に付与されるのかどうか、真相が明らかになるまで事態を注視する必要がありそうです。

 

 

 

★【ネットの反応】★

「やっとのことで感染防止策に成果が見られるようになった。これが貴重な経験となっているものの、ウイルスが世界に蔓延するなか、私たちはいま防衛戦に立ち向かわなければならない。国境を守り、国を防衛してこそ、人民が守れるのだ」

 

「この決定は非常に賢明であり、的を射ており、偉大だ。大いに支持したい。最近になって海外からウイルスが持ち込まれるケースが増えているだけに国境を防衛することの意義は大きい。中国国内のウイルス感染状況が安定を見てこそ初めて世界で支援を必要とする国や地域に手を差し伸べることができるのだ」

 

 

「非常事態にあるのだから、全ての入国ゲートをシャットアウトするべきでしょう。留学生や外国籍の中国系人が入国することも禁止し、現地の中国公館がビザを発行しないというのが 中国国内の人々、そして現地の人に対する責務であり、人道主義にかなっていると言えるでしょう。

 

「朗報だ! 国外からのウイルス流入の防止のために行うフライト制限、入国制限は人道的見地からいって、他者との関係を害するものではない。ウイルスを克服後、中国がさらに繁栄を見て強国となることを信じる」

【出所:環球網新媒体 2020-03-27】