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プライバシー侵害で人気アプリがブラックリスト入り

 

工信部のウェブサイトによると、計21のアプリがユーザーのプライバシー保護に関わる法規の要求を満たしておらず、不適格な行為が見られることがモニタリングによって判明しました。このほどブラックリストに加えられたのは民泊、ネットワーク会議などのスマホアプリで、途牛、同程、携程、自如、我愛我家など知名度が高い人気アプリが多数名を連ねています。これらはネットワーク安全法などの法律に違反し、限度を超えるプライバシー情報の収集を行っていたと見なされています。

 

 

具体的には、プライバシー情報に関する全ての権限申請についてユーザーに声明を行っていないアプリは20種が、個人情報を収集する目的やルールを説明していないアプリは5種が、個人情報の適宜な修正や削除、ユーザーアカウントの削除といった機能を提供していないアプリは5種が、それぞれ挙げられています。

このほか、個人情報の安全に関わるクレームを届ける窓口を設けていなかったり、承諾した期限内にクレームを受け付けていなかったり、処理を行っていなかったりしたアプリが5種ありました。

 

このような状況に対して、関係部門は、スマートフォンのユーザーに対して、アプリのダウンロードに際して慎重を期すことや、デバイス上でリアルモニタリング機能を有効にするなど、セキュティー面での脅威を回避するように、アドバイスしています。

【出所:毎日経済新聞 】