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フリマガ探訪「JINマガジン」篇 !<不定期連載>

中国生活支援アプリ「Nanaco」では、中国各都市で発行されている日本語フリーペーパーの電子版を閲覧できるライブラリー機能(=「フリマガ」=)を搭載しています。「HeyNanaco」では今後、配架中の媒体から選りすぐりのものをピックアップし、見どころを不定期連載でご紹介いたします。

 

不定期連載の初回となる今号では、「JINマガジン」(天津)をご紹介いたします。ライフスタイルからビジネス、コミュニティーに至るまで、天津のご当地情報をまるごとゲットできる日本語媒体です。「JINマガジン」が4、5月号と2号に渡って特集を組んだテーマは「Rolling Showa」(※)。“昭和世代”のオジサンたちによる座談会です。そもそもオジさんたちが青春を過ごしたのはローリング・ストーンズに胸をときめかせ、ローリングストーン誌に憧れた時代。「あの頃君は若かった」(本文より)のは当然のこと、「音楽がデジタル化されていない時代」(同)でした。そんなノスタルジックな時代に想いをはせながら、「昭和ロス」を乗り越え、新たな時代に希望を託すメッセージが、「昭和は遠くなりにけり」(4月号)、「転がる昭和に苔は生えない(?)」(5月号)という2語に集約されています。「令和」の幕が明けて2週間。「桜散る、昭和は遠くなりにけり」などと感傷に浸るのではなく、ギアをいち早く切り替えて、若葉薫る「令和」の初夏を謳歌したいものですね。

(※RollingShowa は RollingStone magazine のパロディー。)

 

天津のご当地情報を日本語で配信する月刊誌です。ライフスタイルからビジネス、旅行、日本人コミュニティーに関わる幅広い情報を扱うとともに、ボリューム感ある特集コンテンツには定評があります。

 

 発行日:毎月1日

▶ 配布先:

天津の日本料理店、ホテル、サービスアパートメント等

 発行元:天津市風華広告有限公司

▶ 連絡先:

天津市川西区大沽南路501号恒華大廈1604室

Tel:022-5881-6576

Email:japanese@jimagzine.com.cn

 微信公衆号ID:JIN天津生活

 

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「JINマガジン」電子版のバックナンバーが「Nanaco」アプリでも閲覧いただけます。「Nanaco」アプリのメニュー>情報>フリマガとタップを続けてください。

 

「フリマガ」の画面イメージ

 

▶「フリマガ」に配架中の媒体(2019年5月10日現在)

 

日本貿易振興機構ジェトロ)「スタイル」シリーズ/JIN マガジン(天津)/こみゅにけーしょん青島(青島)/TOKOTOKO(北京)/Whenever大連(大連)/コンシェルジュ大連(大連)/コンシェルジュ上海(上海)/Marco日商務文化情報交流視点(上海)/杭州Navi(杭州)/LOOK大連(大連)/無錫新呉区へGO!(無錫)※順不同

世界園芸博でスマート清掃車が活躍 | Nanaco Geekly News 2019.05.08

2019/05/08

 

MC: Shun Tanaka@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

現在、開催中の「2019年中国北京世界園芸博覧会」で、広い園内を自動運転で駆け巡るスマート清掃車が話題となっています。北京智行者科技が製品化したもので、製品名は“蝸小白”(かしょうはく)。カタツムリを彷彿させる形状の車体を自動運転技術を使って駆動し、総面積が503万㎡に達する園芸博会場の清掃に当たらせています。「蝸小白」が連続して稼働できる時間は6時間から8時間。1時間で3,000メートル、1日で2万㎡の清掃がノルマになっています。なお、「蝸小白」はシンガポールアラブ首長国連邦、マレーシア等の国でも導入が予定されているなど、世界園芸博を機に海外展開に拍車がつきそうです。世界園芸博は10月7日まで行われます。

【出所:北国網ほか】

 

 

小米科技(以下、シャオミ)傘下の「小米有品」フラッグシップショップがこのほど安徽省合肥市にオープンしました。「小米有品」は商品の質などを厳しく審査、規制する、いわゆる「厳選EC」として17年4月にリリースしていましたが、今回のリアルショップの開設で「新小売(ニューリテール)」展開がより本格化されたかたちです。シンプルな屋内デザインで生活の息吹が満ち溢れた店舗は敷地面積が500㎡以上に及びます。「爆品」と呼ばれる売れ筋商品を目玉に、スマート製品、リビング、キッチン、マタニティ・育児といった17つのジャンルの商品をカバーしており、第三者ブランドの商品も合わせると約2,000アイテムが陳列されています。なお、シャオミは直営の顧客サポートセンターでもある「小米之家」(Mi Store)のフラッグショップを南京、武漢西安などの都市で展開する一方、海外での店舗開設も推し進めています。

【出所:快科技ほか】

 

 

医療技術や器具、薬品、原薬等の「健康ハイテク技術」にスポットを当てた国際展示イベント「2019年健康産業領袖峰会(The Health Industry Summit、tHIS、略称「2019tHIS」)が5月8日に開幕します。同イベントはこれまで年に1回上海で行われていましたが、今年は一部会場を杭州に移し、2都市での開催となりました。展示エリアの総面積を40万㎡に拡張するなど、規模も大きなものになっています。製薬産業に関わる主要展示会である原料会(API China)は杭州で8日から10日にかけて杭州国際博覧中心で、一方、中国国際医療器械博覧会(CMEF)と全国薬品交易会(PHARMCHINA)は13~17日にかけて上海の国家会展中心で行われます。30を超える国と地域から7,400社以上の出展が見込まれており、来場者は23万人に達すると予想されます。なお、日本からはオムロン、富士康等が出展者として名を連ねています。

【出所:中国日报网】

 

 

第一財経·新一線都市研究所とシートリップ(Ctrip)が提携してまとめた「知城·中級ホテルにおけるアップデート指数」によると、新一線都市でミドルクラスのホテルの数が軒並み増加している一方、エコノミーホテルが減少傾向にあることがわかりました。調査対象となったのは第一財経が発表した「2018都市商業魅力ランキング」や「2018都市文化と旅行における新たな吸引力ランキング」で上位にランクされた35都市。調査では、49の著名ホテルグループに属する中級ホテルブランドによる店舗展開にフォーカスがおかれています。ミドルクラスのホテルが最も多いのが上海で、その数2,117軒。北京より500軒も上回っています。そのほか西安、東莞、重慶杭州武漢、長沙、成都、南京が800軒を超えており、とくに西安では前年比で140軒も増加しています。一方、エコノミーホテルの数が減少した都市は28にも及んでおり、錦江グループ傘下の「七天(7DaysInn)」は107軒も数を減らしています。

【出所:新一醤  新一線城市研究所】

 

積み木を組み立てる要領で建設にわずか2時間、移動も自在な「コンテナ式スマート教室」が4月29日、福州市の濱海新城「デジタル中国」教育タウンに登場しました。この教室は網竜ネットワーク社がリリースした新製品で、名称は「Pop-up教室」。組立部品があたかも積木のような体裁となっており、スピーディーな組み立てを可能にしているのが特長です。一方、改造されたコンテナ内部にはハイテク技術の粋を結集。電子ホワイトボードやVRゴーグルなどが設置されています。電力は太陽エネルギーで供給され、通気や保温にも配慮が見えます。なお、中国はエジプトとデジタル教育の分野で覚書を交わしており、計画では、3年間のうちに同国で26万5,000個のPop-up教室を組み立てることが想定されています。

【出所:東方網、福州新聞網】

 

中国第一汽車集団の自主ブランド車「紅旗(ホンチー)」が打ち出した5G無人自動運転電動ミニバスが4月28日、杭州に登場しました。長江デルタ地域で同種のサービスが実現するのは初めてで、L4クラスという完全自動運転システムでの運行に注目が集まっています。このミニバスの車内は操縦室が取り払われ、シートが中央を取り囲むように配置されるなど空間利用の最大化が図られています。人工知能音声ロボット「旗宝」が搭載され、乗客の質問にもAIロボットが回答します。道路事情やニュース、天気予報等の情報サービスを担うのもお手の物です。そのほか顔認証システムやインターネット電話などの機能を有するほか、衛星、レーダー、画像情報等、多種の測位方式を活用することで、安全性の確保につなげています。

【出所:人民図片】

 

 

騰訊(Tencent:テンセント)傘下のリサーチ機構である企鵝智庫が1,484人を対象に実施したサンプル調査によると、20.5%に当たるユーザーが毎日ショート動画を1時間以上見ており、29歳以下の年齢層ではその比率が半数近くに達することがわかりました。一方、ショート動画の視聴に使うアプリは1つないし2つと答えたユーザーが8割に及んでおり、プラットフォーム間の競争が熾烈なものになっていることが伺えます。最も人気がある動画のジャンルはユーモアを交えた笑いを誘う類いで、64%が書き込みコメントを閲覧すると答えています。なお、気に入った作品を他の人にも推薦すると答えたユーザーは56.9%でした。

【出所:第一財経雑誌「YiMagazine」】

 

996――ハイテク業界の労働慣行を巡って侃々諤々 | Nanaco Geekly News 2019.05.01

2019/05/01

 

MC: Shun Tanaka@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

「996」――毎朝9時に出社し、夜9時まで残業、週6日労働という中国のハイテク業界の労働慣行をめぐって中国のネットでは白熱した議論が交わされてます。アリババ・グループのジャック・マー氏が微博(ウェイボー)で「996」を支持する見解を示すと「人民日報」がこれを批判、3月14日の論説で「996の長時間労働文化を強要することは、企業経営者のおごりを反映しているばかりか、不当かつ非現実的だ」との主張を展開しました。一方、生鮮食品デリバリーの「毎日優鮮」がアプリのアップデート通知として「007(24時間就業、週7日出勤)こそノーマルで996はむしろ福利だ」とアップルストアでコメント。するとユーザーからは一様にアプリ評価に一つ星ランクが付けられるなど不評を買う一幕もありました。なお、ハイテク業界の労働慣行には、「996」や「007」のほか、「8116+8」(月曜から土曜日まで朝8時から夜11時まで就業し日曜日も8時間労働、休日は月2日)というものもあります。

【出所:IT之家、新浪科技ほか】

 

中国の配車サービス大手「滴滴出行」(ディーディーチューシン)の海外展開が加速しています。同社とソフトバンク合弁会社であるDiDiモビリティジャパンは4月24日、東京と京都でタクシー配車サービスを始めると発表、2019年度内に北海道や兵庫県でも事業展開していく意向です。先行する大阪での事業は3月時点で提携会社が40社、リリース時から3倍の規模に拡大し、毎月の業務量の伸びが平均6割に達するなど業績も好調です。最もユーザー満意度が高いアプリにも選ばれました。日本以外では、オーストラリア等で配車サービスを提供するほか、ブラジル、メキシコ等でも現地の公共機関との提携を積極的に進めています。

【出所:中国新闻网】

エンターテイメント業界大手の華人文化集団は4月24日、米国のディスカバリー(英: Discovery, Inc.、DI)と中国でテーマパークの設立に向けて協業していくと発表しました。食事や宿泊、スポーツ、レジャー、ショッピング等、教育とレジャー機能を一体化し、未知の世界への探究を青少年が楽しみながら行えるようにサポートすることをコンセプトにしています。そのほか、2歳から5歳までの児童やファミリー層を対象に、STEM教育(科学、技術、工学、数学)分野におけるツールの開発等でも両者は手を携えていく見込みです。

【出所:新浪科技ほか】

 

フィンテック・プラットフォーム「360金融」は4月25日、「2019年第1四半期“中国都市信用度ランキング50”」を発表しました。同プラットフォームのユーザーに対する信用度を評価したもので、上位にランクされたのは、上海、蘇州、嘉興(ジャーシン)、无錫(ウーシー)、北京でした。ランキング評価は、「Argus(アルゴス)」AIリスクマネジメントシステムで不正アクセスを制止したうえで審査した「360借条」(「360金融」傘下の消費者ローン会社)の申請ユーザー数に基づいており、ユーザーのビックデータを元にAIによる分析と信用スコアの算出が行われ、中国全土の50に及ぶ各省の都市が順位づけられました。なお、信用スコアはローン利用の可否や利率を決める際の参考データとなりますが、南方の都市のスコアが高めという傾向があります。中でも上海、浙江、天津、江蘇、山東、福建等の地域のスコアが良好と見られています。

【出所:Techweb】

 

量子計算機やAI翻訳機、量子科学実験衛星「墨子号」、そして量子通信による「安全なインターネット」など、“中国初”“世界初”の画期的な技術が一堂に会するテーマ博物館が4月24日、安徽省にオープンしました。投資額は10億6600万人民元にのぼります。博物館は3つのパビリオンから構成され、総面積は約8万2000平方メートル。展示物は1,042件に及びます。「イノベーション」をテーマとした博物館が中国で開設するのは初めてのことです。

【出所:中安在線】

 

検索エンジン百度バイドゥ)は4月25日、同社のスマホアプリ「百度APP」にスイス連邦のミニプログラムを開設したことを明らかにしました。中国からの旅行客誘致を目的としたスイス連邦による情報発信をミニプログラムで行うもので、ビザ等の出国に関するサービスやスイスの観光情報、そのほか関連ニュースなどが閲覧できます。ミニプログラムへのアクセスは簡単で、「百度APP」で“スイス”と入力するか、もしくは音声検索をする方法、もしくは「百度地図」(バイドゥ・マップ)で同国の在中国大使館や領事館を検索する方法があります。百度がミニプログラムのサービスを開始したのは昨年7月で、18年第4四半期には月間アクティブユーザーが1億5,000万を超えたほか、国や省の政府部門や企業等が提供するサービスのゲートウェイとして開設するケースも増えています。

【出所:新華網ほか】

ショート動画アプリ「抖音」(どういん、日本語名称TikTok)が百度バイドゥ)を訴えました。4月26日の報道によると、抖音は百度が無断で抖音のショート動画作品を百度のアプリ上で検索できるようにしたのは不正竞争だとして、百度に対して侵害行為の即刻停止と9,000万人民元の損害賠償、ならびに百度のトップページで30日間に渡る謝罪を行うことを求めています。法院(裁判所)は訴えをすでに受理いたしました。抖音側の見解にもとづけば、百度は抖音側からのライセンス授与を受けないまま百度APP内に「抖音コラム」欄を設置して作品の視聴ができるようにしたほか、抖音のウォーターマークを除去するなどの措置をとっていました。抖音は本来なら自社が得られるべきトラフィックが“強奪”されたとして百度を批判しています。

【出所:Techweb】

GUIDE | 中国の「食」にまつわるものしり表現。

中国人の飽くなき食欲――それは日常使われる言葉の一つ一つからにじみ出ているとか。「China」という英語でさえ「Chi(吃=食べる)、Na(哪=どの)」が由来だというネットで話題のジョークはさておいても、中国語は面白い!と感じさてくれるのが「食」にまつわる豊富なボキャブラリーです。 ということで、みなさんは今日は「Chi―na」(何食べる)?

 

 

中国の料理は大きく8つに分類されますが、“食”を“人”に例える言い方もあるのです。まさしく「民以食為天」(民は食をもって天となす)、「人是鉄、飯是鋼」(人が鉄なら飯は鋼)というのが古の時代からの伝統といえるでしょう。

 

清秀素丽的江南美女

(清楚な素面の江南美人)

 

 ■江蘇料理(蘇菜)

 ■浙江料理(浙菜)

   ■安徽料理(徽菜)  

 

君临天下的北方帝王

(古風で質朴な北方健児)

 

山東料理(魯菜)

 

风流儒雅的公子

(風流典雅な貴公子)

 

 ■広東料理(粤菜)

 ■福建料理(閩菜)

 

内涵丰富充实、才艺满身的名士

(造詣深く才気あふれた名士)

 

四川料理  (川菜)

  ■湖南料理 (湘菜)

 

 

便利なデリバリーサービスが普及していても、大学のキャンパスに隣接するフードストリートはいまだ人気があります。「你吃了吗?――还没呢」そんな会話が若者の世代でも交わされていることを考えると、「食」にまつわる中国語は将来に渡って廃れることなく使われ続けるのかも知れません。以下、外国人にとってはちょっと風変わりに思えるかも知れない“食”に関する言葉の運用例をご紹介しましょう。

仕事を失う

 入ることを許されないでいる.締め出しを喰う.門前払いを食う

解雇する、クビにする

   リベートを受け取る

訴えられる.裁判ざたになる.

 

女性にちょっかいを出す

受けが良い.歓迎される.流行る.顔がきく

やりきれない.たまらない.閉口する.耐えられない.持ちこたえられない

焼きもちを焼く

 

北西の風を食らう.空きっ腹を抱える.食べる物がない

買い物などで金を使ってしまい、土を食べなけ

ればならない

ゴミ(垃圾)に相当

超级のこと

“丑”(みにくい)の意味

 

北京国際園芸博、開幕迫る! | Nanaco Geekly News 2019.04.24

2019/04/24

 

MC: Shun Tanaka@Nanaco

デザイン:柳華惠@Nanaco

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするCHINA Geekly Insight。微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

中国がホストを務める国際博覧会としては昆明国際園芸博覧会(1999年)と上海国際博覧会(2010年)以来となる「2019北京国際園芸博覧会」が4月29日(月)に開幕します。展覧会のテーマは「緑の生活・より良い生活」(Live Green, Live Better)。2022年北京オリンピックの三大会場の一つでもある延慶(ヤンチン)区に設置された会場は960ヘクタールに及びます。参加国は約80を数え、日本からは日本庭園の紹介や生け花、盆栽などが展示される予定です。一方、会場は5Gのシグナルでカバーされ、ドローンや自動運転、8Kの高解像度動画、自動販売等の体験ができる5G展示ブースが設けられることにも注目が集まっています。同展覧会は、10月7日(月)まで計162日間に渡って行われます。

【出所:網易等】

 

 

上海モーターショーに出展したアリババ・グループは4月16日、自動車と連携したプログラムの開発に従事していることを明らかにしました。言語、手振り、タッチ制御を通してドライバーが飲食スポットを探し出し、商品をオーダーすることを可能にしたもので、アプリの形態ではなくミニプログラムとして公開する意向を示しています。一方、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)はLGとともに自動車部品のサプライヤーの立場で出展し、自動運転、スマート交通等の技術を披露するなど存在感を示しました。

【出所:TechCrunch、人民網】

 

中国・未来都市の実験特区である「雄安(ゆうあん)新区」と首都・北京を結ぶ京雄高速鉄道のレール敷設工事がこのほど正式にスタートしました。北京鉄路局集団有限公司によると、レールの敷設には中国が独自に研究開発した「北斗衛星測位システム」を搭載した機械が初めて採用されています。9月30日には北京区間(北京〜雄安新区)が、2020年末には大興国際空港から雄安の区間がそれぞれ運行開始となる見込みです。同線が開通すると北京西駅と大興国際空港はわずか20分で結ばれます。北京市天津市、河北省の一体的な発展を目指した雄安新区の建設計画が公表されたのは2年前。深セン特区、上海浦東新区に次ぐ全国規模の新区プロジェクトとして呼び声も高く、すでに新エネルギーの自動運転車がエリア内の宅配を行うなどの近未来風景が垣間見れるようになっています。

【出所:中央テレビ新聞等】

 

アリババ・グループ傘下のアント・フィナンシャルは4月17日、北京で行われた「支付宝(アリペイ)開放日 IoT専門会場」のイベントで、アリペイの最新顔認証決済システムを公開しました。今回リリースされたのは第2世代となる「蜻蜓」(トンボ)で定価は1,999人民元。初代モデルや同類製品より約30%も割安なほか、重量も半減し、ミニキーボードを内蔵するなどの特徴があります。テスト運用期間ではユーザー獲得率が従来の6倍以上に達するなど効果も顕著です。なお、アント・フィナンシャルはこの「蜻蜓」(トンボ)の技術を全面開放することを明らかにしています。

【出所:雷鋒網】

 

京東(ジントン)集団(JD.com)の物流子会社、京東物流が16日、個人向け市内エクスプレス宅配サービスである「特瞬送」を北京、上海、広州、長沙の4都市で スタートさせました。「特瞬送」は京東(ジントン)と達達(ダーダー)同城速逓(そくてい)が提携して提供するサービスで、配送を担当するのは両社が自前で擁するスタッフです。京東によると、3キロ以内なら最速30分以内で配達が可能であるとしています。そのほか、京東は郵便物の配送サービスを多都市で開始しており、ミニプログラムを通した使用ガイドも公開しました。

【出所:ZOL新聞】

アマゾン・ドット・コムが中国国内で展開する「マーケットプレイス」事業から撤退する計画です。7月18日には業務を停止する予定であることが報じられています。中国ではアリババ集団と京東集団(JDドット・コム)の「2強」がネット通販市場の8割近いシェアを占め、同分野におけるアマゾンのシェアはわずか0.7%にとどまっています。ただ、kindle中国は世界最大の市場と言われており、ネット通販の越境電子商取引(EC)サービスとクラウド事業とともに引き続き維持していくものと見られています。

【出所:金融界】

 

人工知能(AI)やビッグデータ、IoT(モノのインターネット)など日中間のスタートアップ、イノベーションを支援し、双方の新ビジネス構築をサポートしよう――そんなコンセプトで日本貿易振興機構ジェトロ)大連事務所(以下、ジェトロ大連)は4月12日、大連市創新創業創投サービスセンターとともに「日中イノベーションセミナー」を開催しました。イノベーション”をテーマとしてジェトロ大連が東北3省でビジネスイベントを開催するのは今回が初めて。大連を中心とするスタートアップ、ベンチャー企業の経営者や日系企業の関係者ら約120人が参加しました。セミナーでは、中国語発音評価音声認識システム、リハビリ患者向けのスマート診断、工業用外骨格(パワードスーツ)、コンビニ向け商品供給最適化ツールなど製品やサービスの紹介のほか商談会も開かれ、日中双方の熱心な情報交換が行われました。

【出所:日本貿易振興機構「ビジネス短信」 】

 

 

【お詫びと訂正】 

4月19日付け発行の「Heynanaco」でご紹介いたしました流行語の説明文中に声調表記が間違って記載された言葉がございました。以下、訂正させていただきます。

(誤)怼(dui4)

(正)怼(dui3)