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TO GO | 注目度抜群の中国スキー場6選!

大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』の放映開始で五輪ムードが一気に高まってきた日本。一方の中国はといえば、2022年に「北京冬季五輪」の開催を控え、いまやウィンタースポーツが花盛り。良質のスキー場が続々と開業し、スキー愛好者が急増しています。今回のHeyNanacoでは、日本や欧米のスキー大国も顔負けの「イチオシ」スキー場を6か所セレクトしました。

 

吉林省にあるこのスキー場は、大手旅行サイトで5点満点中4.8点というハイスコアのおすすめスポットです。コースも豊富なことから、多くのスキー客が訪れます。万科松花湖スキー場は北緯43°の位置にあります。カナダのウィスラー、フランスのシャモニー、スイスのツェルマット、札幌等にある世界屈指のスキー場がみなこの“ゴールデンライン”上にあるのです。

 

 

特長:

松花湖滑雪場にはハイクォリティーのコースが28本あります。総面積は151万㎡、海抜は935m、標高差は605mあります。初級から上級に至るコースがバランスよく分布しており、さまざまな組み合わせが可能なことから、異なるレベルのスキーヤー同士で出向いてもそれぞれマイペースの楽しみ方で満喫できます。飲食、宿泊施設、スキー用具のレンタル、スクールといった機能が完備しているほか、ショッピングゾーンも充実し、エンタメ施設やカジュアルショップを巡るのも一興です。アクセスに優れ、送迎用のシャトルバスがあります。リゾート感覚で訪れるには恰好のスポットと言えるのではないでしょうか。

サイト: http://www.lakesonghua.com/

 

アクセス:

高速鉄道吉林駅で下車し、タクシーで約40分。北京発のフライトは20余り。長春龍嘉空港から約2時間。

スキー場が提供する送迎バスあり。予約不要で定刻に発車。費用は片道50元/人。所要時間は約2時間30分。

 

おすすめ宿泊スポット:

松花湖西武王子大飯店

満足度が高い旅行を追求するのでしたら、松花湖西武王子大飯店がイチオシです。日本、中国、アジアのホテル・シニアリビング等のホスピタリティー施設の設計で名高い観光企画設計社(KKS)がデザインに当たっており、ハイエンドの客室を208室有しています。スタンダードの客室でも60㎡とゆったり感がある間取りで、館内にはレストラン、バー、ジム、プール、SPA、エグゼクティブ・ラウンジ等のレジャー設備が完備されています。スキー具を装着したまま出入りできるのも便利で、快適なスキーライフを過ごすことができます。

ホテル住所:吉林市丰满区青山大街888号

 

青山客桟(レストハウス

スキー愛好者であれ、旅慣れた観光客であれ、自由気ままな旅行を好む人でしたら、快適でアットホームな環境に恵まれ、活力にみなぎるこの個性的なレストハウスはおすすめです。多くの仲間たちとにぎやかに過ごすのもよいでしょう。なお、客室は215室あり、そのうち45室がメゾネットタイプです。

ホテル住所:吉林市丰满区青山街888号青山客桟

 

吉林省の東南部、長白山西景区に位置しており、質が高い天然雪を売りにしています。積雪シーズンは140日にも及び、11月初頭から4月中旬までスキー場の三方の山々が白銀色で覆われます。山々が風を遮ることから、寒さを感じることなくスキーが満喫でき、愛好者からも絶賛を博しています。

 

 

特長:

標高2500mから1700mに位置し、標高差は800m、滑走距離は最長で8kmもあります。初級コースを含む5つのゲレンデを有し、最長7kmのエクストリームスキーやスノーモービルによる雪原探索ができるのも、このスキー場の醍醐味です。

 

サイト:http://www.china-cbs.com/theme/themeInfo-getSuoDao-type-1-1.html

 

アクセス:

長白山空港からシャトルバスあり。フライトは北京、上海、長春、沈陽、大連、ハルビン等からの直行便多数。長春市からの距離は315km、長白山空港からは30km。

 

おすすめ宿泊スポット:

宜必思酒店(ホテル イビス)

ホテル住所:白山市抚松县松江河镇万达国际度假区白云路85号

 

 

北京周辺エリアのスキー場としてチェックしておきたいのが張家口崇礼滑雪小鎮にある万龍滑雪場です。大手旅行サイトでの評価は5点満点中4.5点。中級・上級向けで、圧雪していないコースにこだわる愛好者に満足いただけるスポットです。北京周辺にあるスキー場のなかではスケールからして最高レベルにあり、オープンした時期が早いことから知名度も抜群です。同地におけるスキー事業のパイオニアであり、業界リーダーであり、大きな存在感を示しています。コースは全部で32本あり、上級向けが22本、中級向けが6本、初級向けが4本という構成です。ユニークなコースも少なくなく、8本のモーグルコースも魅力度を高めています。

 

 

特長:

コースに対する総合評価は高く、距離、広さともに配慮が行き届いているので快適です。コースの標高差は550mあり、現時点では崇礼でトップの座にあります。ただ、初級コースは2本のみと少なく、コースの分離がいま一つなのが玉にキズです。一方、商業施設は充実しており、レストランは広く、清潔で温かみを感じさせる環境です。スキー置き場も広々としており、お湯の供給にも問題がないので安心です。なお、雲頂スキー場と万龍滑雪場の両方で滑れるチケットが売られています。

 

サイト:http://www.wlski.com

 

アクセス:

北京から崇礼まで高速道路で向かい、渋滞がなければ所要時間は2時間半程度。雲頂または万龍のセットチケットを購入すれば、両者のゴンドラが乗り放題です。

 

おすすめ宿泊スポット:

スキー場エリアにあるホテルや公寓は3つ星から5つ星まで数多くあります。価格帯はミドルハイクラスを含めて300~2400元。

 

料金:

スキー用具を持ち込む場合は1日590元、2日900元。崇礼では最も高い料金設定となっています。

一方、2018年11月23日から、1m50cm以下の児童が無料になりました。

 

 

挑戦心をかき立てられるコースが少ない一方で、風が強く吹き付けてくるのが難点。しかし、スポット自体は風情にあふれ、多くの店舗が集積しています。どちらかといえば初中級の愛好者向けのスキー場であり、ゲレンデの標高差は510m、レベル別のコース数の比率は初級30%、中級40%、上級30%と難度のバランスがとれています。

 

 

特長:

コースの数は28本あり、スキルアップするためのトレーニングに適しています。初級と中級向けコースの数が3大スキー場の中で最も多く、それにコースの区分がバランスよくできています。現在のところ圧雪前の状態のコースや森林もなく、広い独立公園エリアとなっています。17年から18年にかけてコース2つをモーグルコースにつくり変えたことから、ユニークな地形になっています。移動にはゴンドラはもとより、リフトも防風フード付きのものとなっており、更衣室や飲食ゾーンとともにアメニティー度が高いといえそうです。スキー場界隈には商業施設のほか、さまざまなランクの宿泊スポットが集積しており、現在、建設中の施設も少なくありません。

 

サイト:http://www.thaiwoo.com/

 

アクセス:

北京から崇礼まで高速道路で渋滞がなければ約2時間半

 

おすすめ宿泊スポット:

青年公寓

青年公寓の料金は8人で宿泊の場合は100元/人、6人の場合は120元/人、4人の場合は150元/人となっています。

ホテル住所:太舞滑雪場内

 

料金:

平日は全日369元、周末は全日492元

 

 

新疆ウイグル地区にあるスキー場で、現在、中国の3大スキー場の一つとされています。敷地面積は12平方kmあり、1万人を収容することが可能です。初級、中級、上級向けコースが8本あり、原生林にも到達する専用スキー場としては、中国西北エリアで唯一のスポットとなっています。観光用のゴンドラが3本あり、さらに快適な「モータン(ベルトコンベア)」が2本あり、児童と成人向けスキー教室用のゾーンとなっています。110mの4人乗り観光用ゴンドラで2280mある山頂まで登ることができます。

 

 

特長:

付帯サービス施設にはエコホテル、アミューズメント施設、スノーパーク、エアトライク会員向け飛行体験基地、国際規格の高山スケート場、スキー総合サービス迎賓館、国際ブランドのスキー用具専門店、フードストリート(1200㎡)があります。

 

サイト:http://www.silkroadresort.com/

 

アクセス:

北京、上海、広州、深センから烏魯木斉(ウルムチ)まで直行便多数。烏魯木斉市黄河路中橋停留所からバスで西溝鎮に向かい、スキー場専用線で直結。

 

おすすめ宿泊スポット:

中華文化酒店:280元~中华文化酒店

ホテル住所:乌鲁木齐南山水西沟镇平西梁景区

 

丝路阳光谷1号、2号会所:980元~1280元 

ホテル住所:乌鲁木齐县水西沟镇南丝路阳光谷25号

 

北美房車営地:ファミリー1800元、ビジネススーツ1500元

ホテル住所:乌鲁木齐县水西沟镇平西梁子村

 

料金:

月~金:全日140元、土~日:全日200元

 

 

黒竜江省尚志市ヤブリ鎮に位置するスキー場で、元々は果樹園を意味するロシア語のヤブリーニが地名の由来となっています。清朝の時代は皇室や満州族の貴族たちが狩猟を行うエリアとなっていましたが、いまや大型のスキー場に変貌を遂げています。

 

 

特長:

鍋盔山は大鍋盔、そして二鍋盔、三鍋盔から構成され、第三回アジア冬季競技大会の競技コースとなったほか、中国のスキー選手たちのトレーニング基地となっています。これに匹敵するスキー場は国内にはまだなく、中国で最高レベルにあるスポットといっても過言ではないでしょう。「中国のダボス」という呼称もあり、競技スキーだけでなくレジャースキーにとっても優れた環境にあります。1996年に行われた第三回アジア冬季競技大会では、全ての雪上競技種目がここで行われたほか、中国企業家シンポジウムの年次総会が催される常設会場ともなっています。

 

サイト:  http://www.yabulichina.com/

 

アクセス:

哈尓濱太平空港から

空港バス(またはタクシー)で哈尓濱駅まで移動し、鉄路で亜布力駅へ。

 

牡丹江海浪空港から

タクシーで牡丹江駅まで移動し、鉄路で亜布力駅へ。

タクシーで牡丹江バスターミナルまで移動。バスに乗り換え亜布力駅へ。

 

おすすめ宿泊スポット:

亚布力光电国际酒店(ヤブリ ブロードキャスト インターナショナル ホテル):930元~

ホテル住所:亚布力滑雪旅游度假区

 

亚布力美居滑雪温泉度假别墅(Mercure Ski Hot Spring Holiday Villa):241元~

ホテル住所:亚布力滑雪旅游度假区青云小镇

 

亚布力滑雪场奥林匹克俱乐部(ヤブリスキー場オリンピッククラブ):520元~

ホテル住所:亚布力滑雪场内

 

料金:

全日:500元(事前予約の場合は480元)

 

              【誤植のお詫びと訂正】

※2月13日付で公開させていただきました「2019年カレンダー」に間違いがございました。2019年は改元に伴い「天皇誕生日」が設定されず、12月23日、24日は平日扱いとなります。訂正のうえお詫び申し上げます。

なお、日本の祝休日に関する詳細な情報は、内閣府の公式サイトに掲載されている「『国民の祝日』について」等をご参照ください。