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大連・旅順口「華醞牡丹園」の“天空の鏡”に注目

 

【[5/23~6/7]“花の王様”と“天空の鏡”がお出迎え――大連・旅順口  華醞牡丹園】突然ですが、現在は牡丹のシーズンだそうです。牡丹といえば、中国の国花――――と思いきや、意外にも中国にはまだ確固たる国花が選ばれていないというのが実状です。国旗の五つ星を意識して、牡丹、梅、菊、蓮、蘭を国花にしようという動きもあるそうですが予断は許されません。もっとも、かりに一択ということであれば、牡丹がイチオシ人気にほかなりません。

牡丹が有する“王者の風格”

 

 

昨年7月15日に、中国花卉協会が、中国林業ネット、中国花卉花卉協会のサイト、および同協会のWeChat公式アカウントで「私の心の中にある国花」をテーマに投票を募ったところ、同月22日までに36万以上の票が集まり、約8割が牡丹に投票されていたそうです

 

艶やかな大輪の花を咲かせる牡丹の花言葉は「風格あるふるまい」「王者の風格」「富貴」「高貴」「壮麗」等。まさしく“花の王”と言われるだけの貫禄がありますが、“傾国の美女”の喩えとしても有名です。中唐の詩人、劉禹錫(りゅう うしゃく、772~842年)の詩には、「唯牡丹のみ、真の国色有り」(ただ牡丹のみは、まことに天下一の美女ともいうべき美しさだ)という一節があるそうです

 

さらに、李白は、“傾国の美女”である楊貴妃と牡丹の花を並べ、「名花傾国両相歓、長得君王帯笑看」(牡丹の花も絶世の美人楊貴妃も、どちらも共に歓び、末永く帝王の笑顔に浴することができた」と詠んだそうです

 

旅順口にある絶好の鑑賞スポット

 

 

このように悠久の中国の歴史とも密接な関係がある牡丹を鑑賞するうえで、絶好のスポットが大連にありました。場所は旅順口区長城街道に、総敷地面積1260畝(ムー、1ムーは0.0666ヘクタール)という、牡丹をテーマとした公園がにわかに脚光を浴びているのです。

 

 

牡丹を中心に、3万におよぶ色とりどりの花の饗宴といった体をなす敷地内には、500年の歴史があるという「牡丹王」もあるそうです。個性的なイベントの告知も折々行われており、家族連れにもお勧めのスポットだといえそうです。入場料は50元。おそらくネットではより安い料金でゲットすることができるでしょう。桜のシーズンだった先月末は、203高地の桜花園とのセットチケットが60元で販売されていました

ファンタジックな「天空の鏡」

 

 

このテーマパークの見どころはつきませんが、最近、とくに脚光を浴びているのが、中国全土で初めてとも言われる「天空の鏡」です。見渡すかぎりの花の海原は圧巻で、あたかも桃源郷を漫遊しているかのようなファンタジックな体験ができると評判です。

 

なお、「天空の鏡」を体験できるキャンペーンが5月23日から6月7日まで実施されている模様です。ご興味がありましたら、同スポットを紹介する下記記事をご参照ください。文章後半にクーポン券の受け取り方を示した説明が記載されています。この記事を自身のWeChatのモーメンツでシェアし、そこに【誰和我一起去】とコメントを入れれば、(キャンペーン中であれば)現地でクーポン券が受領できるそうです

 

 

【大连首座7D天空之镜与蓝天交相呼应...关键是天空之镜门票免费送!】

<https://mp.weixin.qq.com/s/WGvwn7pUyxqOBZvYx5hJZg>