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ジェイ・チョウ「日本ロケ」MV、人気沸騰で配信サイト一時麻痺 | Nanaco Geekly News 2019.09.18

2019/09/18

 

聴けば、見えてくる!7つの話題でお届けするチャイナ ギークリー インサイト微信公衆号「HeyNanaco」では、毎週1回、中国のローカルメディアのニュースからピックアップしたギークリーな話題を7つ選び、音声と文字でお届けいたします。

 

ジェイ・チョウ周傑倫)の新曲「説好不哭」(泣かないと約束したから)のMVが中国時間9月16日23時に配信を開始し、記録的なヒットとなりました。17日9時20分時点でのダウンロード総数は548万5000を突破し、音楽配信サイトのQQミュージックだけで売上は1645万6000元を達成。アクセスが集中したため、サーバーが一時的に麻痺する事態にもなりました。

「説好不哭」は作曲をジェイ・チョウ周傑倫)が、作詞をヴィンセント・ファン(方文山)が手がけた話題作。ジェイ・チョウ周傑倫)がMayday五月天)のアシン(阿信)とコラボしたことや、日本でのロケ、キャストとして日本人俳優、三吉彩花渡邊圭祐が起用されたことにも注目が集まっています。

ショートムービーのような純愛ストーリーを背景にヒロインを演じた三吉彩花に熱い視線が集まる一方、SNSの「微博」ではロケで使われたスポットを紹介した投稿も見られるなど、同曲に関する話題が検索ランキングの上位を占めています。ちなみに最も多くのアクセスを集めたトピックでは、18日中国時間午前6時時点で閲読数が33億9000万、コメント数が167万3000に達しました。

【出所:北京商報 2019-09-17ほか】

iPhone 11シリーズの予約販売が9月13日中国時間の午後8時から、アップルのオフィシャルサイトや京東、天猫(Tモール)等のネットモールで正式に開始し、好調な売行きを見せています。製品は9月20日から順次、発注者の元に届けられる予定です。

今回、アップルがリリースしたのは「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Maxi」の3モデル。背面の左上に設置されたカメラの形状が「浴室暖房装置」に似ていると揶揄されながらも、予約数はたちまち100万台を突破、前年同期比で5倍近い伸び率を示しました。

最も人気を集めたモデルは「iPhone 11 Pro」のダークナイトグリーンで、これに「iPhone 11」のブラックとパープルが続きます。「iPhone11 Pro」は在庫切れが相次ぎ、アップルのフラッグシップショップで連日補充が行われています。

ただし、海外市場での売行きは中国とは対照的なトレンドを見せており、昨年のiPhone Xシリーズと比べて受注数は少なくとも10%減少したと報じられています。

なお、iPhone 11の最安価格は5,499元で、前回のエントリーモデルだった「iPhone XR」より、約1,000元値下がりしています。アップルが新モデルの価格を引き下げたのは初代モデルの発売から12年来、初めてのことです。

【出所:中国商網 2019-09-16ほか】

 

アリババ傘下の「盒馬鮮生(Hema Fresh、以下、フーマ」はこのほど、「餓了麽(ele.me、以下、ウーラマ)」と提携し、同プラットフォームでデリバリー業務を提供していくと発表しました。サービスの対象となるのは中国21都市にある150を超えるウーラマの店舗で、ネットユーザーは「ウーラマ」のプラットフォームでも「フーマ」の商品が購入でき、規定の距離内なら30分で配達してもらうことが可能です。

一方、「ウーラマ」にとっては、消費喚起を目的としたユーザーへの補助金支給競争から抜け出し、ブランドの差別化に大きく踏み出したかたちです。中国の生鮮デリバリー市場では、「フーマ」以外にも「毎日優鮮(MissFresh E-Commerce)」「叮鼕買菜(dingdongmaicai)」「達達—京東到家(ダダ・ジンドンダオジャー)」等のブランドがしのぎを削っています。

【出所:中国青年報客戸端 2019-09-15ほか】

 

テンセントが「WeChat Pay(微信支付)」に消費者金融(クレジットサービス)の機能を今年第4四半期中にもリリースすると予測されています。

同社が準備を進めているのは、ユーザーが京東(ジントン)等で商品やサービスを購入する際に分割払いが可能になるサービスで、競合する「アント・フィナンシャル(螞蟻金服)」が提供している、花唄(ホァーベイ)に相当するものです。テンセントがすでに銀行やリース会社等と提携協議を進めていることが関連報道で明らかになっています。

「WeChat Pay」は今年2月、先行するアリペイの「芝麻信用」に対抗し、信用スコア「WeChat Pay Points(微信支付分)」をリリースしています。今後は「花唄」に照準を定めたクレジットサービスの展開で決済市場でのシェア拡大を目指したい考えだと見られています。

【出所:新流財経2019-09-12ほか】

 

スマホのワンタップで公共バスもお手軽配車。―――そんな、スマホ予約サービスが上海の公共交通9番バスで実現する運びです。ユーザーはアリペイを使ってバスの座席を予約。AIが車内のすし詰め状態や道路渋滞を回避し、自宅から職場への直行も可能になることをコンセプトとしています。ハイヤー予約であれば2人から3人の相乗りが通常なのに対して、バスであれば40人の受け入れが可能なほか、移動コストも10分の1に抑えられます。9月16日に天津で開催された「第三回エコ交通サミット」で業界初の「AIエコ交通ソリューション」として注目されました。

なお、今回のサミットでは「中国10大エコ交通都市」も発表されています。トップから順に西安、上海、杭州、南京、蘭州、武漢重慶、北京、天津、珠海が上位にランクされました。

【出所:Tech星球 2019-09-16ほか】

 

OYO中国は9月9日、コーヒー販売事業に進出すると正式に発表しました。すでに自社ブランド「芬然珈琲(フェンランカフェ)」の1号店が西安にオープンしています。

OYOホテルは338都市にネットワークを持ち、2019年7月末現在で1万3000軒を展開、部屋数は59万室に達しています。

「ホテル系」のコーヒーブランドが存在感を示す一方、蘇州では中国石油化学のガソリンスタンドに新たなコーヒーブランドが登場し注目を集めています。中国のコーヒー年間消費量は年率で15%前後の伸び率を保ち、2020年には市場規模が3,000億人民元に達すると言われています。「ホテル系」「石油系」等のブランド間でも競争激化が予想されます。

【出所:創業邦 2019-09-11ほか】

 

中国全土で200店を超える「蘇寧易購家楽福」店が9月28日に一斉オープンする予定です。30日内の返品、365日内の交換、無料納品設定、専門アフターサービス等の受付にも当たります。9月28日から10月7日にかけては割引キャンペーンも実施される予定です。

なお、家電小売業界でトップを走る蘇寧の市場シェアは22.4%に達しています。

【出所:中国商網 2019-09-16ほか】